ロシア小冊子のこと
- 「久美」さん
今回の添乗員さんは秀逸だった。
多分、過去最強じゃなかんべか?
40人の要介護軍団を率いて、ホンットに良くやってた。
その「久美」さんが受付の時に小冊子をくれた。
「あ、よろしかったら読んでみて下さい」
これが又、秀逸。
彼女はホンットにアタマがいいっ。
ロシアってどんなところだろう?
ロシアは「不思議な国」です。
ヨーロッパのようでヨーロッパではなく、アジアのようでアジアでもない。
のんびり・ゆっくり・ちょっとズルイような、でも温かい人々。
〜(中略)〜
ロシアの人々は自然に逆らわず、そのまま受け入れて暮らしてきました。
嵐がきたって、吹雪がきたって仕方がない。春がくるまで待てばいい。
「ニチェボ」 (急いだってなるようにしかならないさ)と言う意味の言葉ですが、この言葉こそロシア人の精神なのです。
こんな諺ご存知ですか?
「−40度は寒さではない。40度のお酒はウォッカではない。400kmは距離ではない」
せっかちな日本人には、とかく理解しがたい面もあります。
ロシア人とは「心の中にも時差がある」
こんな風に考えて、皆さんも「ニチェボ」でいきませんか?
う〜〜ん。
さすがじゃん・・・。
これだけ予防線張っときゃ、文句も出難くいべ・・・?
ただし、要介護軍団が読んでくれればだけど・・・。
- ナマ情報
この小冊子の秀逸さは他にもあった。
ナマの情報が満載!
ガイドブックじゃわかんない情報も沢山。
これを読むと、現実的なロシア事情がわかる。
ロシアの空港事情も載ってた。
かつてよりかなりスムーズになったけど、全てに時間がかかるそうな。
入国審査、税関検査は大行列を覚悟してくれ。
セキュリティチェックから不愉快になるヒトがとっても多いらしい。
(事実、その通りだった・・・)
帰りのチェックインもすぎゃあ時間がかかる。
荷物の扱いはとても乱暴。
時には中を確認する事もあるとか・・・。
(それって、日本じゃドロボーさんって言うんじゃない?)
う〜〜ん。
聞きしにまさる・・・。
彼女の締めくくりがいい。
「これらの状況は、すべて係員の気分次第でございます」