メディアの雑感39
知らんかった。
こんな組織があったんだ。
Broadcasting Ethics & Program Improvement Organization 【BPO】
「放送倫理・番組向上機構」と訳してるらしい。
機構の目的は、
放送による言論・表現の自由を確保しながら、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理上の問題に対して、自主的に、独立した第三者の立場から迅速・的確に対応し、正確な放送と放送倫理の高揚に寄与することを目的にしています。
っだそうな。
ま、業界関係者の雇用対策も兼ねてるんだべな・・・。
- 「集団的過剰同調」
このBPOとやらが、牙をむいたそうな。
光市の母子殺害事件の判決直前。
「裁判の報道が、あまりに遺族側の主張に偏り、感情的な内容」
っと指摘したそうな。
ま、確かにそれはある。
いつものパターンで、マスゴミが扇動して感情的にする。
放送の中で何度も「国民感情」とかいうセリフを使う。
”勝手に、一緒くたにすんじゃね〜よっ!”
感情は、それぞれのヒトが持ってる。
この事件は、きっと誰もがそれぞれ思うところがあるべな・・・。
ニンゲンは感情の動物である。
”感情的”はダメでも、”心情的”には許される・・・?
- ドラマ
マスゴミも一応反応したそうな。
番組担当者にはBPOの意見書を配ったらしい。
たちまち、番組内容は忍法「手のひら返し」
「弁護団が被告人を弁護するのは当たり前の行為だ。そこを勘違いしてはならない」
肚の無さが露骨だよなあ・・・。
反面、裏ではブチブチ言ってるそうな。
BPOは、民放の現場を分かっていないと息巻いてるらしい。
「民放は、視聴者が見てくれない内容は絶対に放送しない。描こうとするのは、視聴者が感情移入できる人間ドラマ。報道が裁判所と同化することを求めること自体、疑問を感じる」
民放は分刻みで視聴率を競ってるんだっ!
それが全てなんだっ!
って言いたいらしい・・・。
情けなっ!
ま、好きにすりゃいいと思うけど、【報道】なんてコトバを使わないで欲しいな・・・。