痛快なこと15
- 友人
「ユウジン」ってなあ、いいっ!
宇宙船じゃない。
「ダチ」のこってある。
いくつになっても、有り難い。
ホントに有り難い。
だから、なかなか無い・・・。
でも、美しい友情の話を耳にした。
しかも、情に厚い下町のシモジモの話じゃない。
官僚と、民間企業役員と、センセイ方の話。
例の三位一体の・・・。
雲の上の方々は、もっとドライかと思ってた。
「宮崎さんとは、二十数年来の『ユウジン』でして・・・」
すっげえ〜っ!
雲の上に、こんな美しい世界が残ってたなんて・・・。
- 博愛
「ユウジン」は接待し続けた。
いいなあ・・・。
ず〜〜〜っと、接待してくれる『ユウジン』かあ〜。
最高じゃん。
接待を受けてる方は、厚く、涼しい顔。
「でも、宮崎さんに便宜を図った事は一度もありませんっ!」
見返りを一切求めない、博愛のココロ。
これぞ、ホントの友情だんべっ!
この友情関係が二十数年続いてるそうな。
美しいっ!
美しすぎるっ!
- 地味
接待を受けてた方は、事務方のトップに君臨してた。
事務次官を張ってた。
にもかかわらず、何というこの地味さっ!
「(宮崎氏とのゴルフは)11年くらいやっているので十分200回を超えているだろう」
「賭けマージャンをしたり、韓国クラブにも行った」
「守屋氏夫妻の偽名は『佐浦丈政』『松本明子』」
何だか地味で、涙が出そうじゃあ〜りませんか?
事務次官って言えば、泣く子も黙る。
普通はゴルフ接待なんて、セコいこっちゃ無いだしょ。
マンションとか、クルマとか、ウマとか貰って・・・。
ゴルフだったら、会員権とか、ゴルフ場そのものを貰っても不思議じゃない。
なのに、この地味さ・・・。
しかも、何とも潔い。
「この委員会で私の接待疑惑に対して誠実にお答えすることで、委員会の審議が円滑に進むことを願うばかりだ」
たった、これっくらいの接待で・・・。
何て美しいっ!
- 注目
芸能人も、センセイも、やっぱ注目を浴びたいっ!
あの手この手で、ヒトの気を惹こうと大変。
これが、マスゴミと利害関係がバッチリ合っちゃう。
お互いに手段は問わない。
まさに何でもあり。
でも、それが当ったり前になっちゃうと、又つらい。
ちょっとやそっとじゃ誰も振り向いてくれなくなる。
「ハトちゃん」なんか、その典型だんべ。
せっかく「死刑執行オートマチック論」でヒットしたのに・・・。
今、国民の関心は「テロとクソ法」と「守屋の接待漬け」ばっかし・・・。
ちょっと作戦を練る。
”よっしゃ!これだっ!”
東京の外国特派員協会で公演した。
「私の友人の友人にアルカイダがいる。バリ島の爆破事件に絡んでいたが『バリ島の中心部は爆破するから近づかないように』とのアドバイスを受けていた」
世界中が凍った。
本人は得意満面だった。
”ど〜だ、参ったかっ!”
参りましたあ〜〜〜〜っ!
- 上前
でも、「ハトちゃん」の努力が又、水泡に・・・。
せっかく大騒ぎになったのに・・・。
世界中が振り向いてくれたのに・・・。
マスゴミに、大日本帝国法務大臣のむくんだ顔がいっぱい流れたのに・・・。
「小沢代表、辞任っ!」
ぴゃあ〜〜〜っ!
又、やられた。
「小沢さん、そりゃあないよっ!」
って言いたいべなあ・・・。
これで、話題の中心は、暫らくこれ一色だんべ・・・。
さて、どーする・・・?
次の手は・・・。
きっと、更に痛快なネタが出そうな気がする。
「実は、私の友人の友人のアルカイダは、911テロにも関与していて『もうすぐ面白い事が起きるので、アメリカには行かないように』ってなアドバイスもあった」
っとか・・・。