珍しくもない本の雑感64(2)
【再び男たちへ】
- 政治家
「七生おばさん」は政治家を見る目も厳しい。
何せ、比較対象が古代ローマ皇帝とかだもん。
現代政治家もなかなかラクじゃない。
そーゆー意味ではイタリアの政治家は一番大変なんだべな。
っかと思うとそーでもないらしい。
ノリはやっぱラテンらしい。
何でもありらしい。
確かに今でも政治家だか、芸能人だかわかんない。
マフィアも絡んでたり・・・。
あんまり誉められた話は聞かないもんなあ・・・。
- オトナ
「ジュリオ・アンドレオッティ」
知らんなあ・・・。
平成元年にイタリアの首相になったヒトらしい。
「七生おばさん」と交友があったそうな。
おばさんも、その力量を買ってたという。
この政治家の印象深かった言葉が3つ載ってた。
- 民主制とは50%プラス1人の考えを実行に移すことである。
- 以前よりは改善されているならば、まずは良しと考えるべきではないか。
- 権力はそれを持たない者を消耗させる。
日本のマスゴミが聞いたら、きっとテンパるべな。
総攻撃だんべな。
でも、間違いなくホンネだべや。
国民もそれをわかってる。
ヘタに隠さないから、かえって信用できる。
って事なんだべな。
オットナ〜っ!
- 「マキアヴェッリ」
大好きな「マキアヴェッリ」も頻繁に出てくる。
「七生おばさん」の大のお気に入り。
このヒトの言い回しにゾッコン惚れ込んでる。
―無能で不誠実な側近をもつ指導者は、指導者としての力量を疑われてもしかたがない。なぜなら、側近の選択という最も初歩的なことにおいて誤りを犯したことになるからである―
おばさんいわく。
この”側近”を”女”におきかえても同じことが言える。
愛人の選び方は指導者の力量を測る物差しだとか・・・。
なるへ・・・。
ふと、思った。
きっと、会社の我がボスは力量を疑われてんだべなあ・・・。
お気の毒で・・・。