キャンペーン北京のこと【12/7】
- 「秋休み」
イチ、ニイ、サンっ!
「シンジラレナ〜イっ!」
12月である。
歳末の何かと気忙しい中である。
2日連続の有給休暇。
「シンジラレナ〜イっ!」
「済みません、ちょっと『秋休み』をいただきます・・・」
「へ・・・?」
そら、上司も何も言えないべな。
あきれて・・・。
それでも何でも休むんである。
せっかくのキャンペーンである。
3泊4日で33,800円。
国内旅行より安いじゃん!
「シンジラレナ〜イっ!」
- 6年ぶり
前回、北京を訪れたのが2000年。
ミレニアム中国ツアーだった。
1週間で上海から杭州、西安、そして北京を周った。
西安から北京への移動は寝台列車だった。
まあ、驚きの連続だった。
たまたまゴールデンウィークに行ってしまった。
ちょうど、中国ではメーデーを1週間休みにしたとか・・・。
そらあ、すごかった。
「13億の無神経」が一斉に動くんである。
想像を絶する世界だった・・・。
あれから6年。
今回も、またまたびっくりした。
この変わりようは何だべ?
道路は整備されて、高層ビルが林立。
”これが、あの北京?”
すごい勢いで変わってるらしい。
- 「Tビックス」
今回の旅行社は「Tビックス」
催行さえされれば、悪くない。
何てったって、必殺ワザ”参加者不足で催行中止”が多い。
今まで、何回泣かされたことか・・・。
このツアーは最初から催行決定だった。
”え、そんなに参加者が殺到してるんだべか?”
・・・してたんである。
「Tビックス」だけじゃなかった。
各旅行社ともに、このキャンペーンをぶってたらしい。
北京はすごい日本人の数だった。
どこの観光地も日本人だらけ・・・。
我々も信じらんないことに同行者が19人もいた。
あの「Tビックス」が、である。
やまだかつて「Tビックス」に参加した中で、最大数のツアーだった。
「JТB」なんかは、大型バス4台で観光していた。
やっぱ、「JТB」は別格か・・・。
- チェックイン
今回の集合は、13:00。
ゆっくりと出発して、鈍行で成田へ・・・。
「成田エクスプレス」を使っても大差ないし・・・。
だいたい、33,800円のツアーなのに、その他費用がえりゃあかかる。
燃料サーチャージが1万円、空港利用税、交通費・・・。
何だかんだ5万円だべや。
「Tビックス」のカウンターに到着。
スタッフのおじさんが1人。
「はい、航空券です。向こうでチェックインして下さい。いってらっしゃい」
・・・以上である。
えりゃあ、さっぱりしてる。
添乗員がいる訳じゃないので、あとは自分でバンバン。
ま、それでいいんだけどね・・・。
- フライト
フライトは14:55の「CA-926便」
「中国国際航空」ってえのも初めてかな・・・?
カラーリングからして、何となくじみ〜っな飛行機だった。
機材も使い込んで黒光り・・・は、してないってば・・・。
ま、結構古そうではある。
フライト時間は3時間。
そんな時間の中でも、機内食が出た。
魚の和食と、ビーフの洋食が選べる。
味は・・・。
特に感慨はなかったなあ・・・。
ビールは「燕京ビール」ってな地ビールのみ。
イマイチだけど、ま、しょーがない。
ワインはボトルから注いでくれる。
赤ワインはまずまずだった。
映画は「前方スクリーン」で上映されるけど、役に立たない。
日焼けした画面と、中国語吹き替えで何やってんかわかんない。
でも、そんなの観る間もなく到着しちゃう。
こんなモンなら親たちだって行けそうだけどなあ・・・。