アジア大会のこと
- 「ドーハ」
「ま、どーはひとつっ!」
ってな、オヤジギャグが飛び交ってる。
どーしても関心度がイマイチ高くないからだべな。
マスゴミの喰いつきもイマイチ。
何となく盛り上げようってな意図は見えない。
盛り上がりに欠けるもう一つの理由は、サッカーだんべ。
折りしも「J-リーグ」の決勝があったし、注目はそっちに集まった。
何せ、知ってるヒトは知ってる。
「ドーハ」にはイヤ〜な想い出がある。
「ドーハの悲劇」って言われたアレである。
あの時の落胆は忘れらんない・・・。
せっかくの開会式も真夜中。
すんごい開会式だったらしい。
チラッと見たけど、ド派手だった。
バブリーだった。
オリンピックよりカネを掛けてるんじゃないかって噂である。
合言葉は「ど〜派手っ」ってか・・・。
- 「礼」
国際大会なんだから日本選手が勝って欲しい。
ごくごく、自然に応援しちゃう。
でも、いろいろ気になる事も多い。
自分たちがジジババになってきたんだべな・・・。
まずは、「立居振る舞い」が心配なんである。
”眉毛なんか剃るなよ〜、みっともない・・・”
”チャラチャラしてじゃないよっ!恥ずかしい・・・”
”ロクにしゃべれないなら、インタビューなんか受けんなよっ!”
余計なお世話なんだけどねえ・・・。
こないだ、嬉しい事実を知った。
武道の世界の話である。
「剣道」の試合では、「礼」を重んじる。
勝ってガッツポーズとかすると、「負け」になるんだとか・・・。
やんや、やんやっ!
大拍手である。
それでいいと思う。
それでこそ、武道だべや。
きっと、カタカナの「ジュードー」なんかは、もう違うべな。
あと、「スモウ」も、もう漢字なんか使わないで欲しい・・・。
- 「日の丸」
もう1つ、気になる事がある。
こういう国際大会を見るたびに気になるんだけど・・・。
「日の丸」と「君が代」である。
日本人選手が表彰台に立つとドキドキしちゃう。
今んとこ、とりあえずは立ってる。
「日の丸」にそっぽ向いたりはしてない。
「クチパク」かも知んないけど、歌ってるように見える。
やれやれ・・・。
ホッと胸をなでおろすんである。
でも、もうすぐ登場するんだべなあ・・・。
「君が代」が流れると、条件反射で腰を降ろしちゃう選手。
すっかりそう刷り込まれた世代・・・。
表彰台で、アグラなんかかいたりして・・・。
「君が代」なんか聞いちゃいない。
観衆に「Vサイン」とかして、大はしゃぎ。
想像しただけで、ゾッとするなあ・・・。
- 訴訟
もう大昔の話だけど、都教委が負けた。
「日の丸」・「君が代」への起立・斉唱の義務
これが東京地裁では「違法」と判断されたという。
ん?
一瞬、耳を疑っちゃった。
何のこったか意味がわかんない。
”とうとう裁判官もウケ狙いする輩が現われたか・・・。”
っとか思った。
何せ、我が家は「旭新聞」である。
上下左右・裏表から眺めて、あぶり出してみる。
っくらいでちょうどいいべ。
どうせ、何とか面白おかしくしようって魂胆だべ・・・。
- 勝訴
原告の教師たちは泣いて喜んだそうな。
「まさか、ここまで・・・。夢のような判決ですっ!」
「日の丸・君が代そのものに反対しているわけではなく、強制するのがおかしいという当然の思いが裁判所に通じた」
びみょーな言い方だべさ・・・。
もちろん、都教委も即刻控訴した。
「こんな判決が判例になっちゃいかん・・・」
「教職員が日の丸にバツをつけたTシャツやサンダル履きで参列したり、日の丸を舞台のカーテンに隠したり、式典前にCDで君が代を流したりといった例があった」
「何もここまで細かく、と思う人もいるかもしれない。しかし、すべて必要あるから盛り込んだ」
何となく見えてきた。
ぜんぜん噛みあってないんだべや・・・。
どっちもどっちって気がする。
情けなくなっちゃう・・・。
”ガッコ崩壊”の中で、話がややこしくなったんだべ。
まず、ガッコを正常化出来ないウサ晴らしに一部の輩が声を上げた。
声だけならまだしも、稚拙な行動に出た。
その稚拙な行動に、都教委が反応してくれた。
思うツボだべや・・・。
この不毛な闘いの間に”稚拙”に刷り込まれた生徒が作られる。
期待は「親」だけだんべなあ・・・。