夏の高校野球のこと

  • 49校

 今年も、高校野球のシーズン到来。
あんまり興味はないんだけど、連日テレビで騒ぐ。
イヤでも情報が入って来る。
「代表49校が出揃いましたっ!」
”だから、どうした?”
 ケチつけてもしょうがないんだけど・・・。
いつの頃からだんべ?
高校野球って聞くと眉にシワが寄るようになっちゃった。
”バカみたいに、はしゃいでんじゃね〜よっ!”
 理由はいろいろある。
1つは、異常なマスゴミの騒ぎ過ぎ。
基本的に、スネかじってる学生のスポーツ大会だべさ。
スポーツ大会は他にも沢山あるべや。
どうも野球だけ取り上げ方が尋常じゃない。
何だか国民的行事みたいに祀り上げる。
 もう1つは、勘違いする学生や監督の多いこと。
まるで芸能人気取りである。
もちろん諸悪の根源はマスゴミなんだけど・・・。
眉毛剃って、ヒゲ伸ばして・・・。
そんなにマスゴミの期待通りに勘違いすんなよっ!

  • 「アメリカナイズ」

 戦後61年。
もう、いよいよ日本人はいなくなってきた。
占領政策「アメリカナイズ」は最終段階である。
ってな訳で、高校野球も例外じゃない。
野球もヤンキーのノリでいかなきゃっ!
 ヤンキーは細っけえ事は気にしない。
高校野球につき物なのが、関係者の不祥事。
やれ、「酒」、「タバコ」、「ケンカ」・・・。
毎年、お約束のパターンである。
そいで恒例の「出場辞退」がど〜たらこ〜たら・・・。
 でも、だんだんこれも「アメリカナイズ」されてきた。
”要するに表沙汰にならなきゃいいんだべさ。”
”バレても、部員個人の問題なので「出場辞退」はしない。”
遂に出たっ!
パンドラのハコが開いたような気がする・・・。

  • 教育

 一時、”高校野球も教育の一環”っとか言われた。
監督がそれなりの「日本人」だった頃の話だけど・・・。
さすがにトシには勝てない。
そんな「日本人」の監督もみんなリタイアした。
 残ったのは完璧な「アメリカ人」である。
元々、北海道の気候風土は日本離れしてる。
我々も住んでた頃に、”ここは絶対に日本じゃないっ”って思ってた。
そんな日本離れした土地と「アメリカナイズ」は相性がいい。
 「駒犬苦小牧」はその典型だべな。
全国から野球の「アメリカ人」が集まってくる。
多分、めっちゃ居心地がいいんだと思う。
 何であれ、4年連続6回目の甲子園出場を決めた。
そして選手たちは貴重な教訓を得た。

  1. ヒトの記憶力なんて、75日が限度である。
  2. 有名にさえなりゃ、ほとんどのことが許されちゃう。
  • 最終段階

 モノゴトは留まるって事がない。
「アメリカナイズ」は最終段階に進むんだべな。
高校野球だけが例外なんてこたああり得ない。
何となくこの先が想像できる。
 これからますます「ショウ」としての色が濃くなるべ。
「コーコーヤキュー・サーカス」みたいな。
当然、キャストを確保する為にカネが飛び交う。
スカウトが「食事代」っとかをバラまく・・・。
 「TOTO(カルチョ)」も勢いを増す。
「ヤッちゃん」から「ヒルズ族」まで参加して、億単位の掛け金が動く。
全部、WEB決済である。
 クスリの問題も表面化するべ。
いつまでも「酒」だの「タバコ」だので騒いでる場合じゃないべや。
アメリカじゃ、有名人のドラッグは常識だべさ。
ドーピングだってポピュラーになってる。
目的達成の為には手段は選ばないんだから・・・。