世代問題の雑感31

  • 新人事制度

 会社が新人事制度を導入すると言ってる。
3年ほど前に変えたばっかり・・・。
”またかよ〜っ”とウンザリする。
制度が変わる度に給料が減ってく・・・。
 きっと又、コンサル屋の言いなりだんべ・・・。
人事制度、勤怠管理システム、経理システム・・・。
次はやれ危機管理システム、コンプライアンスBCP・・・。
これを2〜3年ごとに繰り返す。
コンサル屋にはオイシイ会社だべなあ・・・。
 きっと、この出費は活きると思われてるんだべ。
コンサル費用はムダにはならないと信じられてんだべ。
合理的にコストを下げられる。
従業員の給料も減らせる。
そりゃ、間違いない。
でも、給料以上にやる気も下がる・・・。

  • 「扶養給」

 今回も大きな改定があった。
「扶養給」が廃止されるという。
少なからず痛い。
 その代わりって言うか、なんて言うか・・・。
子ども手当」ってのが出来た。
我が国の少子化対策として必要だとか・・・。
法律にでも謳われたのかな・・・?
 いつもながらムカつく。
おっかしいべや!
”子どもを持てばご褒美があるでえ”ってか?
どうしてこう短絡的なんだべ?
子どもを持つ為には、まず奥さんが必要だべさ!
中途半端だよなあ・・・。
いっそ、手当は全部止めますって言えよ!

 少子化対策もブームである。
子育て支援」とか、「出産費ゼロ」とか・・・。
ヘタなテッポは幾ら撃っても当たらないのに・・・。
いよいよ、クルマを持たないヒトも自賠責に加入させる時代になった。
 今年の「労働経済ハクション」も面白い。
夏ごろに発表される予定らしい。
ここにも少子化対策が登場するそうだ。

非正社員の男性は正社員の男性に比べて結婚しにくい。
少子化を促進する要因になっている。
賃金、待遇面での改善や、若者が再挑戦可能な雇用システム構築などを提言する。

 20〜34歳の男女を2年間、追跡調査したそうだ。
すると、正社員の10.5%が結婚した。
でも、非正社員は3.3%しか結婚しなかった。
この格差が問題である・・・。
 どうして格差が出来たのか?
何故、企業の思い通りになってるのか?
何故、安い労働力が幾らでも手に入る環境になったのか・・・?
そっちの方が問題だべさ・・・。
世の女性も、あながちバカじゃないって気がする・・・。

 何だかよくわかんないけど・・・。
「労働製作研究・研修機構」とか言うのがあるらしい。
多分、数あるユートピアの1つだんべ・・・。
ここが「若年男性の年収と結婚率」の調査をしたそうだ。
ちょっと古いけど、2002年のデータを分析したとか・・・。

【年収別(万円)】  【25〜29歳】  【30〜34歳】
100〜149     15.3%     29.6%
150〜199     17.4%     34.0%
200〜249     22.8%     40.8%
250〜299     26.3%     42.3%
300〜399     35.6%     52.9%
400〜499     43.9%     62.5%
500〜599     52.7%     76.6%
600〜699     57.6%     78.9%
700〜799     52.2%     76.6%
800〜899     50.8%     74.3%
900〜999     42.3%     65.1%
1000〜1499   72.5%     71.1%
1500〜       73.9%     90.0%
<全体>       32.4%     57.2%

 ま、これも収入面で結婚率に影響がある。
若者の雇用形態でも格差がある、っと言いたいらしい。
 でも、よ〜っく見るとアレッて思う。
必ずしも正比例してる訳じゃない。
年収700万円以上では、逆に結婚率が低いじゃん。
更に何故か、900万円以上はガクッと下がる・・・。
カネが多すぎて結婚出来ないのかな・・・?
 でも、30歳を過ぎて、高収入は落ち着くと見える。
年収1500万円以上の90%は配偶者がいる。
わかり易い。
女性もバカじゃない。
見るとこは、ちゃんと見てまっせ・・・。