禁煙のこと
- 5月31日
今日は、「世界禁煙デー」である。
そして、今日から1週間は「禁煙週間」だ。
「世界」ってついてるくらいなんで、これは日本だけのこっちゃない。
WHO(世界保健機関)が1989年に制定したそうだ。
日本では1992年に厚生労働省がいごいた。
この日からの1週間を「禁煙週間」にした。
日本の喫煙者は減少傾向にあるらしい。
特に若い男性はホンットに吸わなくなった。
その分、女性が増えた。
20代女性では、この10年間で倍増してるそうだ。
これも実感するなあ・・・。
通勤途中で「歩きタバコ」の女性をよく見かける。
間違いなく、若いねーちゃんである。
不思議とタイプに共通点がある。
髪は黒くなくって、ぴっちりした服着て、ペカペカ歩いてる・・・。
きっと、電車の中で化粧したり、ラーメン喰うのと同じ感覚なんだべな・・・。
”何が恥ずかしいのさ?”みたいな・・・。
その内、平気で野グソとかするようになるのかな・・・?
- 4年
もうすぐ4年になる。
って事は、前回のワールドカップの年に止めたんだ・・・。
さすがに最近はアタマの片隅にもない。
むしろ最近は露骨に毛嫌いしてる。
勝手なモンである。
ちょっと前までは、周りが遠慮すると申し訳なかった。
「気にしないで、構わずに吸ってもいいよ・・・」
最近は飲みに行っても、分煙する。
「奥が禁煙席、出口に近い方が喫煙席だなっ」
このヒトコトを言っておけば、さすがに吸い難いらしい。
それでいいのだ。
やっと、最近これが問題になってきた。
ちょっと前にWHOが掲げたスローガンがある。
Second-hand smoke kills. Let's clear the air.
大賛成なんだけど・・・。
現実はなかなか難しい・・・。
昨年から、我がマンションの隣人に悩まされてる。
住人は、温厚なご夫婦と20歳っくらいの娘さん2人・・・。
すんごくいいヒトビトである。
全員、大のワンコ好き。
お坊ちゃまと出会うとモミクチャ状態。
「あ〜っ!まおちゃんだあ〜っ!」
「かっわい〜っ!」
お坊ちゃまも大喜びだった。
ところがこの家庭、すごい愛煙家らしい。
しかも多分、全員がヘビースモーカーと思われる。
南のベランダ側の窓が開けられない。
特に換気扇を回されると悲惨。
タバコと家の中のヤな臭いが混じって吐き出されて来る。
その臭い事ったら・・・卒倒しそうである。
でも、言えないよなあ・・・。
換気扇を回さないでくれ・・・?
タバコ吸ってもいいから、吐き出さないでくれ・・・?
言えねえ、言えねえ・・・。
- 「排出権取引」
吐き出すって言えば、思い出した。
ちょっとムカつく話・・・。
アメリカはニューヨークに「ナットソース社」ってのがある。
「排出権取引」の会社である。
「排出権」を売りたい企業から安く買い取る。
そして買いたい企業に高く売りつける。
要するに「排出権」のトレーダー。
相場師である。
まだ、この取引は始まったばかり。
でも、この会社、早々とすごい利益を上げてるらしい。
この取引が成り立つオオモトは「京都議定書」である。
これに批准した国だけの問題だべ。
欧州・カナダ・日本なんかだけが関係するのである。
批准国は、地球温暖化ガスを約束の数字まで抑制しなきゃなんない。
自分ちで目標達成出来ない場合は、「排出権」を買う。
又は、発展途上国でガス抑制事業を起こして、そっちで実績を作る。
勢い余って余裕が出来たら、この「排出権」を売る。
こうして「排出権」を売買する市場が出来る。
言わば、自主規制で出来た市場である。
これが無いからって、工場が操業停止に追い込まれる訳じゃない。
先進国ならではの、オトナの話なのである。
アメリカやBricsなんかの野蛮国には、まったく関係無い。
でも、その野蛮国の企業がオトナの市場でボロ儲けしてる・・・。
どうも、釈然としないなあ・・・。