挨拶の雑感13

  • 疑惑

 秋田県藤里町
今、もっとも話題が集中してる町である。
あっという間に全国に知れわたった。
何てことない田舎町が、一躍有名になっちゃった。
例によって、マスゴミも詰め掛けてるらしい。
又、バーベキューセットも登場か・・・?
 今んとこ、連日報道されてる。
まだ、飽きてないらしい・・・。
新聞・テレビの報道は結構慎重である。
でも、週刊誌は相変わらず言いたい放題、やりたい放題・・・。
”虐待疑惑、不倫関係、不審車、アリバイ・・・。”
報道機関ならぬ、”放題機関”だべさ。
 確かに、うがうがしたくなる事件ではある。
男児殺害の第一報に触れて、やっぱ不自然に感じた。
思わず近しいヒトかなって思っちゃった・・・。

 いずれにしてもトンでもない。
この少子高齢時代に・・・。
子どもは貴重な「国の宝」である。
「国家財産保護法違反」だべさ。
犯人は非国民だ!
国賊だ!
 この国賊のアタマの中は・・・?
きっと、飽食の所為で中性脂肪が詰まってるんだべ・・・。
平気でヒトを殺せるし・・・。
簡単にキレる・・・。
痛さを知らない。
現実と空想の境界が曖昧・・・。
 何故か?
そりゃ、三つ子の魂だべさ・・・。
親の躾け、教育・・・。
今の子どもにも圧倒的に足りない気がする・・・。
恐ろしい事だべさ。
ヘタすりゃ、次の国賊予備軍になっちゃうべや・・・。

  • 焼却炉

 それにしても、子どもの犠牲者が多い。
事故じゃ無いんだよなあ・・・。
親の不可抗力とも言い難い。
でも、何とかして防がなきゃいかない。
防げないのか・・・?
 ホントは根っこを絶てばいい。
何年か前から、親に躾けをしてもらえなかった輩が増えた。
衣食足り過ぎて、子育てに失敗した。
そりゃ、親は高度成長を謳歌するの忙しくって・・・。
失敗した事自体に気づかない。
 この国には「PL制度」ってのがある。
製造物責任制度」である。
製作者の責任が問われる。
失敗作は製作者の責任で処分しなきゃいかんざき。
 失敗作の部分修理は絶対に出来ない。
作品はオールインワンである。
後から手直し出来る作品はあり得ない。
スクラップ&ビルトしかない。
 すでに野放しになっちゃた失敗作はどうしようもない。
いくら製作者でも危険で手がつけられないべ。
それは清掃局に電話して回収してもらうっきゃない。
やっぱ、焼却炉だべさ!

  • 「町自慢」

 今回の事件で一番悲惨なこと・・・。
それは、せっかくの「町自慢」を失ってしまったことだべ・・・。
 藤里町の人口は4,300人。
町ぐるみで挨拶運動が浸透してた。
特に子どもがその推進役だったそうだ。
知らないヒトにも挨拶する小中学生の姿がよく見られた。
大人もつられるようになったらしい。
 運動は20年ほど前から始まったとか・・・。
住民同士のコミュニケーションも良くなった。
「中学生が挨拶してくれました。気持ちいいですね・・・」
観光客にも好評だったそうだ。
これは確かに自慢出来るべなあ・・・。
 でも、今は子どもの姿が見えないそうだ。
そりゃそーだべなあ・・・。
もう、クルマで送り迎えの世界・・・。
”ヒトを見たらドロボーと思え!”
殺伐とした町になっちゃったらしい。
これで又、国賊予備軍が増えそうな気がする・・・。
悪循環じゃん・・・。