中華料理屋の雑感19

  • 「10%引き」

 久々に「B−みやん」に行った。
動機は単純である。
新聞に「10%引き」のクーポンがついてた。
「おっ!久し振りに行ってみっか?」
ってなモンである。
 どうせ、お出掛けの用事もある。
嫁さんの長引いてる腱鞘炎治療の一助にもなる・・・。
時刻は19:30。
めっちゃ混んでる時間帯だべなあ・・・。
っと思ったら意外や、意外。
待ち人おらず、だった。

  • 定番

 ちょっと不気味に思いつつ、メニュー検討。
でも、あんまり冒険したくない。
しかも、ビール飲める訳じゃない。
喰う事に専念する。
 まず【焼き餃子】
定番中の定番である。
我が家的には、この街でここの餃子が一番美味い。
あっさり野菜系、小ぶり、薄皮、カリカリ・・・。
あ〜っ!ビール飲みてえ〜っ!
 次は【黒酢の上海風酢豚】
これも定番。
我が家で許される数少ない肉料理の1つである。
何が上海なのか、よくわかんないけど・・・。
「ん?」
「何か、甘くない?」
「ま、バルサミコ酢と思えば許せるか・・・」
でも、やっぱ酢を足して喰った。

  • 修理

 次は【青菜とアサリの炒め物】
これも定番だけど、次善の策である。
ホントはシンプルな【青菜炒め】が喰いてゃあ・・・。
以前は【旬の青菜の強火炒め】ってメニューがあった。
これが、シンプルで美味かったのに・・・。
 「え〜っ?」
どうでもいいけど、びっくりした。
信じられないような甘さだった。
【青菜のグルタミン酸炒め】である。
 急いで、嫁さんに修理依頼。
「またあ、大袈裟なんだから・・・」
「ま、喰ってみなって・・・」
「ここんとこ、グルタミン酸に過敏になってんじゃないの・・・?」
っとか言いながらひと口。
嫁さんもひっくり返った。
 「何?この味?」
テーブルには醤油、酢、ラー油しかない。
酢を中心にガンガン修理してもらった。
でも、ダメである。
菜っ葉だから、しっかり味が染み込んじゃってる。
ガッカリだった・・・。

  • 恐怖症

 あとは【Bーみやんラーメン】と【ライス】
いつもながら、ラーメンは大きくは外さない。
ちょっとしょっぱいけど、ま、何とか・・・。
甘くないから喰える・・・。
 何だか、外食恐怖症になりそうである。
ここんところ、軒並み味が変ったみたいに思える。
「Wタミ」「Mずほの」・・・。
っと連続して外してくれた。
そしてこの「B−みやん」である。
 まさかここまで・・・。
思いっきり裏切られた気分である。
”「Aの素」強化月間”か何かやったんだべか?
”「グルタミン酸」消化促進キャンペーン”とか・・・。
 それとも、こっちの舌が変わっちゃったのかなあ・・・。
でも、いつも嫁さんも一緒なんだけどなあ・・・。
何だかアレルギーになりそう・・・。
セントラルキッチンが恐い・・・。