「アンチエイジング」のこと

  • 「anti-aging」

 パッと見ると何かと思う。
一瞬、音楽のタイトルかと思った。
あれは「アンチェインジング・メロディ」だった・・・。
 別に日本語で言えばいいじゃんかあ〜っ。
要するに「若さ維持」だべさ。
いかに若さをキープするか。
いかに老いに抗うか。
 最近はこの言葉が流行りらしい。
若さは万人の夢。
不老不死のクスリがあれば幾らでも出すど。
これも平和の象徴かも知んない・・・。
 何せ、便利な世の中である。
交通機関は隈なく発達してる。
クルマも簡単に手に入るし、1人1台とか言われる。
家では何でもリモコンである。
よっぽど意識して身体を使わないとすぐ運動不足だべさ。

  • 筋萎縮

 ヒトは40歳を越えると筋萎縮が始まるそうな。
フツーに日常生活してるヒトでも年間1%進行するらしい。
その結果、70歳ではピーク時の6〜7割になっちゃう。
これはえりゃあこってある。
 筋肉の衰えは寝たっきりの原因にもなる。
特に女性は元々男性より筋肉量が少ないので要注意だとか。
男性と同じ割合で筋肉量が減るとあべっ!
寝たっきりになる確率がグンとアップするそうだ。
ま、我が家の嫁さんは絶対には縁が無い話だべな・・・。
 1度寝たっきりになっちゃうと大変。
これはよく言われる事だべさ。
寝たっきり状態になると、筋萎縮は加速するそうだ。
何と2日で1%の萎縮だとか・・・。
あな、恐ろしや・・・。
くわばら、くわばら・・・。

  • 筋年齢

 大事なのは早めのお手当て。
40代から筋萎縮を予防する事が大切だという。
アンチエイジングドック」なあんてのがあるそうだ。
そこで筋年齢ってのを計れる。
簡単な目安の表があった。

【筋年齢の目安】
(筋年齢) (腕立て) (腹筋) (懸垂) (握力(男)) (握力(女))
30歳    40回   40回  10回   35kg   28kg
35歳    35回   35回   8回   33kg   26kg
40歳    30回   30回   5回   30kg   24kg
45歳    25回   25回   3回   28kg   22kg
50歳    20回   20回   2回   26kg   20kg
55歳    10回   10回   1回   24kg   19kg
60歳     5回    5回    −   22kg   18kg
65歳     2回    3回    −   20kg   17kg
70歳     1回    1回    −   18kg   16kg以下

 各項目の内、一番成績が悪いモノがそのヒトの筋年齢だとか・・・。
ま、腕立てや腹筋はそこそこイケるべ・・・。
毎日、欠かさず筋トレやってるし・・・。
でも、懸垂って出来るべか・・・?

  • 「貯筋」

 「アンチエイジング」の考え方では実年齢の70%が目標とか。
つまり、50歳なら50歳×0.7=35歳。
この筋年齢を目標に筋トレをするのが理想的だそうだ。
それが「貯筋」になるとか・・・。
ってえ事は腕立て・腹筋35回やらなあかん。
年間1%の筋萎縮を防ぐには最低週に2回やらなあかんそうな。
なかなかだべさ。
 加齢にともなう萎縮が最も目立つのは大腿四頭筋
フトモモである。
従って、スクワットは欠かしてはいけないそうだ。
理想を言えば週2回の筋トレだけじゃ足りない。
ウォーキングやジョギングなど有酸素運動を週4回。
更にストレッチ・柔軟体操は毎日。
するとバランスと良い運動療法になるらしい。
仕事なんかやってるヒマなさそう・・・。

  • 「自力整体」

 最近やたらに外出の機会が増えた。
東京での会議が多い。
この街の事業所に終日いられる日がめっきり減っちゃった。
明らかに運動不足である。
通勤途中のウォーキングも少ない。
筋トレも週に2回っくらいしか出来ない。
 それでも何とかストレッチだけは続けている。
嫁さんから教わったワザを断片的に取り入れている。
嫁さんは本格的である。
「自力整体」とかいうワザでゴシゴシやってる。
 とてもそこまでは無理。
身体が持たない。
だから嫁さんに言わせるとチョンボ・ストレッチである。
それでも多少は効果が出てる。
五十肩も治ったし、最近は肩こりが軽くなった。
死ぬまでには何とか一通り覚えようかね・・・。
ま、ぼちぼちやります。