まおの食欲の雑感54

  • 年始

今日はお坊ちゃまの初詣で。
三島神社への初詣は昨日済ませた。
今日は「F沢動物病院」である。
又、「ドクターF沢」詣でが始まる・・・。
今年も宜しくお願いしまお。
 「F沢動物病院」も今日が仕事始め。
10:00頃行ったらまだ誰もいなかった。
みんな緊急でもなきゃ正月病院に早々行かないわな。
そこが狙い目だんべや。
ちゃんと挨拶出来て、ゆっくり診察してもらえるべや。
 お姉さん達も相変わらずみんな愛想がいい。
ミス・ジョイもいた。
オシッコ引っかけられた臭い仲である。
他人、じゃなくって他犬に思えないんだべか・・・?
異様にお坊ちゃまをなでなでしてくれる。
ナンならお年玉受付中なんだけど・・・。

  • 巫女さん

 昨日の初詣でもお坊ちゃまは人気者だった。
三島神社にはバイトの巫女さんがいっぱい。
お神酒まで振舞って本格的である。
なかなか大したモンである。
決してメジャーじゃないと思うんだけど・・・。
 正月も3日目になると三島神社はぐっと空いてる。
テントなんかの片付けが始まってる。
そこが狙い目だんべや。
ヒトが少ないのでお坊ちゃまも気が散らない。
何とか2人と1匹で一緒にゆっくりと参拝が出来る。
元旦なんかじゃこうはいかない。
 巫女さん達がみんなにこやかである。
原因は、そう、お坊ちゃまである。
何せお坊ちゃまの服もリードも迷彩柄で統一されてる。
なかなかオシャレである。
更に例のアウトサイドイン・ウォークである。
「わ!見て見て!あのワンちゃん!」
「かっわい〜!!!」
ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ・・・。
参ったか!

  • 方針変更

 「ドクターF沢」は随分念入りに診察してくれた。
「レントゲンも撮りたいので、買い物とかあれば行って来て下さい」
おっ、ホンキだ。
腰を据えて取り掛かる気だべさ。
言われるがまま、買い物に出掛けた。
 病院に戻ると診察室に呼ばれた。
シャーカステンにお坊ちゃまの骨格が写ってる。
「心肥大が進んでますね・・・。心雑音もずいぶん大きくなってます」
ヤな話である。
今度は心臓かいな。
よくもまあ、次から次へと・・・。
 「それと肺気管支近辺に浸潤らしきモノが見えますねえ・・・」
ど素人が見てもまったくわかんない。
でも、ドクターはちょっと気になると言う。
「肥大した心臓が気管を押し上げてるんですね・・・」
どうもいろんな要因が複合してるようだと言う。
 「幸い、リンパ節は変わり無いので抗がん剤は止めときましょう」
いろんな要因を想定してクスリを調合すると言う。
心臓の薬と利尿剤とステロイド・・・。
もし、あまり咳がひどかったら咳止めを頓服させるように言われた。
これでしばらく様子を見る事になった。

  • 安静

 「心臓ですから安静が一番なんです」
「ドクターF沢」は安静にさせるように強調する。
そうは言ってもねえ・・・。
ワンコに安静なんて言葉が通じる訳がない。
まして、我が家のお坊ちゃまである。
 一応、ドクターに訊いてみた。
「先生、散歩はどうなんでしょうか?」
とにかく安静が大事だと言う。
「抱っこして連れてって、用を足したら又、抱っこで戻って下さい」
「はあ・・・」
お坊ちゃまがそれで満足するとは到底思えない。
さて、困ったぞっと・・・。

  • ダイエット

 1年前の食欲不振が信じらんない。
絶好調とは言わないまでもナンだカンだよく喰ってる。
今日も言われてしまった。
「太りましたねえ〜」
「ええ、食欲はあるんですよねえ・・・」
「あまり太ると心臓に負担が掛かりますから・・・」
 当然である。
ニンゲンだってデブは心臓に悪い。
デブは禁忌である。
ちょっとコントロールしなきゃイカンザキ。
 ところで、ニンゲンである。
年末年始の暴飲暴食は想像以上に効いてた。
ナンと体重が70kgの大台に乗ってしまった。
やっべえ〜!
体脂肪率18%、内臓脂肪が9だとか・・・。
この数字が何だかわかんないけど、嫁さんに言わせると問題だそうだ。
お坊ちゃまと一緒にダイエットするかい。