珍しくも無い本の雑感38
- 「マレービアンの法則」
・・・聞いたことない・・・。
ってんで、ついつい引っ掛かっちゃうんだよなあ・・・。
きっと同じようなヒトがいっぱいいるべな・・・。
これはアメリカの心理学者「アルバート・マレービアン博士」の実験結果だとか。
【ヒトが他人から受けとる情報の割合】
○顔の表情 ・・・55%
○声の質(高低)、大きさ、テンポ ・・・38%
○話す言葉の内容 ・・・ 7%
つまり話す言葉の内容なんぞ7%に過ぎない。
あとの93%は見たくれだんべ。
っという法則らしい。
んで「人は見た目が9割」って本が出た。
こいつを旭新聞日曜版で紹介してた。
しかも「ベストセラー快読」な〜んてコーナーだし・・・。
そりゃ、引っ掛かるべや。
- 680円
著者は「竹内一郎」
1956年、福岡県久留米市生まれ。
何だ、ほとんど同世代じゃんか。
横浜国大卒。
比較社会文化の博士(九大)だとか。
短大助教授などを経て今は著述業で喰ってるらしい。
カバーや帯には撒き餌が並んでいる。
- 理屈はルックスには勝てない
- 喋りはうまいのに信用できない人と、無口でも説得力にあふれた人の差はどこにあるのか
- 女性の嘘を見破りにくい理由とは何か
- ソファーの隙間はなぜ気持ちいいか
男子トイレの法則
赤い公衆電話が消えた理由
- 心理学、社会学からマンガ、演劇まであらゆるジャンルの知識を駆使した日本人のための「非言語コミュニケーション」入門
著者は「非言語コミュニケーション」の講義をしていたらしい。
でも、いい書物が日本には無かった。
古典に属するような本が1冊あるのみだとか・・・。
そこで、一念発起。
大学で教える為にこの本を書いたそうだ。
東京で会議があったので、往復の電車で読んだ。
またまた例に漏れずサクサクッと読めてしまった。
感想としては「ヤラレタ〜」
これで680円かあ・・・。
しかも税別。
「本も見た目が9割」である。
- 「さいふうめい」
著者は現在、劇作、マンガ原作を仕事にしてる。
舞台の演出や俳優の教育なんかもやってる。
ペンネームは「さいふうめい」
本の中にはマンガネタや舞台ネタがいっぱい出てくる。
マンガのテクニカルな話も多い。
でもなあ・・・。
何だかなあ・・・。
「人は見た目が9割」
ってヒトコト言っちゃえばそれでお仕舞いみたいな・・・。
いろいろな話が載ってるんだけど・・・。
「要は見たくれが大事よ!」
それ以上のナニモノでもないみたいな・・・。
いろいろ雑学ネタっぽい事も載ってる。
アイコンタクトの時間は意外に短いとか・・・。
日本人のコミュニケーションの8つの特徴とか・・・。
「間」、「沈黙」、「マナー」の大切さ・・・。
米文化人類学者の「8つの心理的距離帯」とか・・・。
それはそれで興味深い。
この本は仕事を通じて普段気づいた事の総集編かな・・・?
このblogとあんまり変わんないかも・・・。
- 知的好奇心
世は「プチ物知り」が流行りなんだべか?
よく言えば知的好奇心が旺盛・・・?
テレビ見てるとやたらクイズ番組が多い。
お笑い系やらスポーツ系やら並べて・・・。
何とか中学の入試問題っとか言って・・・。
見ていてわかんないとちょっと悔しかったりする。
ついつい見ちゃうんだよなあ・・・。
何か1つでも利口になったような気になったりして・・・。
どうせ3歩歩けば忘れるのに・・・。
チャンネル回すとどっかで必ずこの手の番組やってる。
ってゆ〜かあ、今は「チャンネル」は回さないんだよなあ・・・。
トシを感じる・・・。
・・・ま、いっか。
ただのクイズ番組じゃ面白くない。
悔しいばっかしである。
「ヒラヤマくん」みたいなキャラは絶対必要。
みんなに安心感を与えてくれる。
「何だ、こいつ・・・オレよりバカじゃん」
ヤラセかも知んないけど、みんなを幸せにしてくれる。
思えば女神のような重要なキャラである。