世代問題の雑感22

  • 年金未加入

 共済年金・厚生年金一元化・・・。
役人の新たなユートピア造りが始まりそうだ。
エサはたっぷり。
吸い取り甲斐がありそうだ。
20年以上もシカトして来たくせに・・・。
トルコのEU加入よりもっと始末が悪い。
 クロヨンとかトーゴーサンとか言われるサラリーマン。
全てガラス張り。
本人の意思は反映されない。
金保険料なんか払いたくないって言っても通じない。
ここ数年、手取りは着実に減ってる。
たまらんなあ・・・。
 未加入者がどんどん増えてるそうだ。
国民年金も厚生年金も・・・。
議員年金と共済年金では聞かないけど・・・。
何でだしょ?

 若いプーは何も考える必要が無いと思ってるべ。
きっと親が裕福なんだべな・・・。
パラサイトで喰えちゃう。
どうせ遺産相続で家屋敷も資産も手に入る。
将来の事なんか何も考える必要も無い・・・。
かと思ってた。
 が、どうも違うらしい。
もっと始末が悪いようだ。
憲法25条が強い味方らしい。

すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する・・・

これを盾にとって生活保護を受ける。
 昨年、全国で受給世帯は100万世帯を超えたとか。
総額は2兆3,900億円。
10年前と較べて1兆円の増加。
率にすると80%アップだそうだ。
これも言わずと知れた税金である。
やれやれ・・・。

  • 保護率格差

 全国の保護率平均は1.2%くらいになる。
でも、都道府県別の格差は大きい。
北海道は2.2%と大盤振る舞い。
富山県は0.2%とシブい。
10倍以上の開きがある。
 これは自治体の取り組みの差だとか・・・。
認定する際の資産調査や訪問調査をどうしてるか?
う〜〜ん・・・。
北海道はなあ・・・。
おおらかだからなあ・・・。
「ま、堅いこと言わんでい〜べや・・・」
「なんも、なんも・・・」
目に浮かぶ・・・。
 多分、ユートピアが裕福なところほどゆるい。
どうせ税金だし・・・。
自分ちの利権が侵される訳じゃない。
好きなだけ持ってけってか?

  • 保護基準

 小市民はモノを知らない。
生活保護の仕組みもよくわかってない。
制度の設計は国が担う。
でも保護の認定なんかの実務は地方自治体が担う。
費用負担は国が3/4、地方自治体が1/4の割合だそうだ。
法定受託業務っていうらしい。
 基準はよくわかんない。
居住地や家族構成などによって違うらしい。
それぞれ「最低生活費」が定められる。
食費・光熱費、家賃、医療費など8項目の扶助があるそうだ。
当然だけど、働いた収入や年金などは差っ引く。
預貯金や親族の援助も差っ引く。
ってえ事になってるらしい。
 だんだん見えて来た。
一応、資産調査や訪問調査ってのがある。
誰が考えてもそんなモンわかる訳がないべ。
訪問したからって何がわかるべ?
みんなが洗いざらい貯金額を言うか?
多分、じゃぶじゃぶだあね・・・。

  • 三位一体

 国は負担を地方に肩代わりさせようとしてる。
名目は地方への権限委譲。
税源も委譲・・・。
三位一体なんだから・・・。
改革なんだから・・・。
 だからどうした?!
地方もキレ始めたらしい。
横浜のナカタさんはじめ指定都市市長会が歯向かってるらしい。
地方自治体もやってられん。
 これから高齢化が進むと生活保護はもっと増えるべ。
老人の一人暮らしも増える。
年金もらっても喰えないヒトも増える。
ホントに保護が必要なヒトはもっともっと増えるべ。
そりゃ、国も投げたいべな。
 これからは若い年金未加入者ももっと増える。
年金もらえなくても生活保護があるし・・・。
そう思えば便利な世の中なのである。
一回も働かない若い衆が保護申請するという。
ンパンアラスウ⇒高校中退⇒シングルマザー⇒生活保護・・・。
それってアリ・・・?