パソコンのこと14

  • 帰宅

 「ドクターS々木」に電話した。
パソ太郎をお返しに行く為のご都合伺いである。
ところがちょうどお出掛けになる寸前だった。
イタメシ「Pトゥーラ」にお食事に行くという。
意向をお伝えすると食事の帰りに寄って頂ける事になった。
最後の最後まで申し訳なかった。
 パソ太郎を身ぎれいにしてお待ちした。
余計なデータを消して、気持ちだけ乾拭きしたりして・・・。
気はココロである。
パソ太郎には散々、お世話になった。
もはや金融関係などはパソコン無くしては考えられない。
銀行の振込みや入金確認などには欠かせなくなっちゃった。
 何てったって便利である。
わざわざ混雑の中を延々と待たなくっても決済が出来る。
我が家の駐車場料金は横浜銀行に振り込みだ。
毎月末、横浜銀行は長蛇の列。
見ただけで戦意喪失する。
随分助かっちゃった。
 パソ子Ⅰ世も帰宅した。
無言とまでは行かないが、ほぼご臨終である。
っとは言っても何だか死んでも死に切れない気持もある。
何たって中身は元気である。
スイッチが入らないという機械的な故障である。
出来る事なら直したい。

 ドクターには最後まで手を尽くして頂いた。
ホンットにお世話になってしまった。
ⅠBMにもお電話して頂いた。
修理体制の状況を確認して頂いたそうだ。
 ⅠBMはあんまり芳しくないらしい。
電話で話すと修理は受け付けるという。
でも、万一修理が出来なかった時は機械は没収するという。
何じゃ、そりゃ?
そんなふざけた仕組みがあっていいのか?
 ⅠBMはパソコン事業は中国に売っ払っちゃった。
よりによって中国である。
「約束」っていう概念の無い国だぜ・・・。
アフターサービスなんて夢のまた夢だべなあ・・・。
ⅠBMを買っちゃったヒトは不運というっきゃない。
ソーテックと双璧になりそうだ・・・。

  • 秘密兵器

 ドクターいわく。
機械を買った店でもう一度交渉してみたらどうか・・・?
つまり保証書をチラつかせて修理を打診する。
1万円以内で出来るなら修理してもらう。
それ以上かかるなら修理しなくていいので機械を返してもらう。
HDDやメモリーはまだ使えるから・・・とか何とか言って・・・。
販売店を通じれば多少対応が違うのではないか?
なるへ・・・。
 ドクターが秘密兵器を持って来てくれた。
HDDからダイレクトにデータを転送出来る仕掛けである。
HDDのコネクタ部分にソケットをつなぐ。
そしてUSBを介してHDDを外付けディスクとして扱えるスグレモノである。
 パソ子Ⅰ世のデータをパソ子Ⅱ世に移す。
あっという間にデータを転送出来た。
便利なシロモノがあるんだ。
ドクターいわく。
「これでパソ子Ⅰ世を没収されても大丈夫ですよ」
その通りである。
よっしゃ、「Kジマ電機」でチャレンジだ。

  • パソ子Ⅱ世

 さすがに立ち上げは早い。
スイッチを入れてからホンの数十秒である。
会社のパソコンだってこんなに早くない。
今までのパソコンと別モノに思える。
 でも、NETの接続はあんまり変わらない。
少しずつ遅れて反応する。
これは回線の限界なのかな・・・?
我が家はケーブル一筋で浮気してない。
これが早いんだか、遅いんだか皆目わかんない。
今回は「ヤブーBB」を一回はつながなきゃいかん。
初めて比較が出来るかも・・・。
 嫁さんのお友達でポンポン乗り換えてる方がいるらしい。
知ってるだけでも4〜5回は乗り換えてる。
ケーブル、ADSL、BB、ユーセン・・・。
より早く、より安くっということらしい。
その度にメールアドレスが変わる。
その度に友人・知人一同のお知らせのメールを送る。
そのマメさに感服させられる。