選挙のこと
- らいおんはーと
久々にメルマガが届いた。
さすがに選挙期間中は忙しかったらしい。
ジュンちゃんは元気一杯だった。
そりゃそーでしょ。
歴史的大勝利だもん。
小泉純一郎です。
９月１１日の衆議院選挙で、自民党が２９６議席、公明党と合わせた与党全体で３２７議席、目標の過半数を超える議席を獲得することができました。
今回の総選挙でこれだけ多くの議席を獲得することができたのは、「郵政民営化は必要だ」「構造改革は進めなければならない」という国民の皆さんの強い思いのあらわれだと思います。大変力強い、そして大きなご支持をいただき、本当にありがとうございます。
〜中略〜
郵政民営化の問題は、まさに「総論賛成、各論反対」の典型です。先月、国会は、「郵政民営化は必要ない」という結論を下しました。しかし、私は国民が本当に郵政民営化は必要ないと思っているのか、直接皆さんに聞いてみたいと思って、衆議院の解散を断行しました。
〜後略〜
はしゃでる姿が目に浮かぶ。
郵政民営化を民意が押してくれたから勝った。
ってゆ〜構図になっちゃうんだべなあ・・・。
- 民意
でも、勘違いしないで欲しいやね。
きっと国民はそれほど単純じゃないべ。
郵政事業が民営化されました。
めでたし、めでたし・・・じゃないべな・・・。
ホントに民意が伝わってんのかちょっと不安ではある・・・。
多分、民意はえりゃあ重たいんじゃない？
郵政民営化なんて小さなキッカケと思ってんじゃない？
それは改革の１つの象徴。
多くの国民はこのままの仕組みじゃ先がもたないって感じてる。
ホントは全てガラガラポンしなきゃならないって思ってる。
とにかく何か変革させなきゃもたない。
そういう崖っぷちなのに、ごちゃごちゃやってんじゃね〜よ！
今回の選挙がわかり易かったのはそこじゃない？
こんな小さな改革すらヤとか言ってる政治屋はいらん。
他にもやらなきゃいかん事がヤマのようにあるじゃん。
もう時間がない。
え〜い、目つぶってジュンちゃんに入れちゃえ！
・・・みたいな・・・。
- ビンテージ
単に年齢だけじゃない。
若くても考え方がビンテージなのもいっぱいいる。
今までの延長線上で地元利益誘導だけを考えるセンセイ。
そしてそれは今回も何人も当選してる。
旧態依然として勝てる。
郵政民営化の民意もヘチマも関係ない。
ジモティを抱え込んで組織票だけで受かっちゃう。
でっかい選挙事務所開いて、喰いモン用意して・・・。
「ガハッ、ガハッ、ま、どうかひとつ・・・」
っとか言っちゃって・・・。
全然別の次元なんだなあって思う。
センセイと刺客との戦いが結構熾烈だったところもあるらしい。
尊敬に値するジモティも結構いるんだ。
ガメイ対ポリエモンはその典型かね・・・？
フツーの神経なら両方ともビミョーだけど・・・。
北海道も良くあんなみっともないマネが出来たもんだ。
元北海道民としてはえりゃあ恥ずかしい。
北海道こそ常に革新の土壌なのに・・・。
改革もヘチマも関係ない世界で罪人を当選させる・・・。
信じらんない。
確かにあの辺りはヒトよりウシの数の方が多い。
のどかなところだ。
きっとこの国の危機感が届かないんだべなあ・・・。
ひょっとしてウシが投票したんじゃない？
得票率は何となく想定内だったしょ。
それより今回の選挙は投票率の方が興味あった。
６７．５％とか・・・。
前回より７〜８ポイント上がったらしい。
確かに日曜日に投票に出掛けた時に感じた。
明らかにいつもより人通り多かった。
嫁さんが予想した。
「今回は７０％に届くんじゃない？」
「そ〜だべか？せいぜい６０％台半ばじゃない？」
「でも、プールでもみんな投票に行くって盛り上がってたよ」
「ふ〜ん、確かに今度はわかり易いもんなあ・・・」
結果はドローだった・・・。
わかり易い選挙は投票率が上がる。
これは政治屋さんにも国民にも新発見だったかも・・・。
これからは一番わかり易い理屈で投票すりゃあいい。
政治屋は自分が死んだ後のことなんか何も考えない。
自分が生きてる間だけは何とかもたせようと必死に努力する。
従って有権者は必ず自分より歳下の候補者に投票すべし。
但し、アタマの中身がビンテージは除く。
わっかり易〜い！！
