メディアの雑感23

  • 甲子園

 残念ながら楽しみにしていた対戦は見られなかった。
今回の旅行は長かった。
新聞も全部止めてしまった。
最初っから最後まで全くわかんない。
どーだったんだべ?
 夏の甲子園のスポンサーはあの旭新聞だし・・・。
前例から考えたらMHKの夏の甲子園の中継は無し。
深夜に録画で流すだけ。
しかも外野のフェンスのスポンサー名は画像処理する。
ってな騒ぎになったんじゃないかと思うんだけど・・・。
 冬のラグビーの大会の時は、壮絶な醜い争いだった。
MHKがスポンサー問題でふて腐れて中継拒否を表明。
全国のファンがブーたれた。
「楽しみにしてたのに、何で急に深夜放送なんだ!」
んで、何だかむにゃむにゃ交渉してた。
結局、ラグビー協会かなんかがワビ入れた。
水入りだった。
旭新聞とMHKの決着にはならなかった。
今回はどんな対戦になってたんだべ?

  • 連覇

 野球の決着の方は何度も報道されてた。
ホントはぜんぜん興味無いんでどーでも良かったんだけど・・・。
何十年ぶりの快挙がどーしたとか・・・。
えりゃあ大騒ぎだった。
 北海道勢が連覇した。
これはすごい事らしい。
元住人としてはご同慶の至りである。
きっと道産子は欣喜雀躍、監督・選手は酒池肉林。
ススキノも大賑わい。
さぞ、北海道経済に貢献したべや。
 でも、優勝したのは独楽大なんだよなあ・・・。
ホントの地元のガッコじゃないし・・・。
選手だってジモティなんてほとんどいないべなあ・・・。
ま、全国どこでも同じ構図だけど・・・。

  • 眉毛

 高校野球っつって連想するのは眉毛。
何であんな眉毛にしてんだべ?
不幸にしてたまたまテレビなんかで見ちゃうとゾワッと鳥になっちゃう。
ますます高校野球って苦手になった。
蛇蠍のごとき存在になりつつある。
ここ数年はテレビに写るとソク、チャンネルを変えちゃう。
だって、気持ち悪りいし・・・。
 聞くと、眉毛を細くする為に1本1本抜くんだとか・・・。
確かに野球バカのカタワを育てるのは良くないと思う。
いろんな事に幅広くチカラを注ぐべきだと思う。
ぐぁ、野球以外にチカラ入れるのが眉毛かい?
あまりに情けないべや?
それなら野球バカで練習してる方がまだましだべ。
ま、余計なお世話だけど・・・。

  • 木登り

 いつの間にか高校野球って国民的行事みたいになっちゃった。
そりゃ、天下の旭新聞とMHKがやたらに押すんだもの・・・。
ガッコも監督も選手もみんなでおかしくなる。
たまたま勝っちゃうと市長なんかまで出て来る。
誰も全部のスポーツに平等に出て来いやって言わないんだべか?
結果、みんな揃って木に登っちゃうんだべや。
 子どもも可哀相である。
高校野球やってりゃ何でもOKと勘違いしちゃう。
選ばれたタミとか言い出しそうだ。
ちと注目されたりすると、ゲーノー人かと思っちゃうんだべね。
子どもの教育としては最低の環境だべ。
 仕組みも良くない。
コーヤ連とか言うおかしなのが幅を利かせる。
何なんだべ、あれって?
この国のスポーツの団体っておかしくない?
ビンテージもののその道一筋の集まりじゃん。
ナンとか協会とかナンとか連盟とかってロクなモンがあったためしがない・・・。

  • 暴力事件

 吹き出してしまった。
監督が生徒を3発殴ったのか、30発殴ったのか・・・?
メディアの関心はあくまで何発殴ったか?
なんだべねえ・・・。
得意気にスッパ抜いたつもりの週刊誌もあった。
「ホントはコブシを骨折するまで殴っていたあ〜っ!!!」
呆れて声も出ない。
 そして事件がバレたら、ガッコ側は裁定をナンとか連盟に委ねる。
優勝が取り消されてもしょうがない!
やれるモンならやってみろ!ってな開き直りだべ。
くだらない親に、くだらないガッコ幹部に、くだらない監督。
役者が揃い過ぎてる・・・。
 更にくだらないナンとか連盟は「評決無罪」
つまらん。
何が何だかさっぱりわかんない。
甲子園の始まる寸前に出場辞退したガッコもあったべや。
「ナンとかギジュク」とかって・・・いいツラの皮じゃん。
「えっ?オレっちって一体何?」
って言うべなあ・・・。
フツーならきっと「グレてやる!」

  • ガッコ教育

 ホントは生徒を殴るのは「あり」だと思う。
キレイ事を言えば「愛情を持って殴る」って言うんじゃな〜い。
でも、そんな事あり得ない。
ムカつくから殴るに決まってんべや。
それでも「あり」だと思う。
ケンカだって「あり」だと思う。
どんな動機であれ、「痛み」を知る事が出来た子どもは幸せだと思う。
 今やスポーツ留学は当ったり前。
ガッコも親もスッポンサーもカネまみれでうごめく。
でも、日が当たるのは一部のカネになるスポーツだけ。
その最たるモンが野球だんべね。
「勝つ」と言う目的の為だけに監督も選手も掻き集められる。
それ以外の価値は何一つ認められてないんだべな。
そこには子どもの「教育」なんていう視点はない。
 出場辞退した「ナンとかギジュク」の監督ってのもすごい。
あのヤンキースの松井を5打席連続敬遠させた。
その徹底した勝負根性で全国に名を馳せた。
その後、すっかり忘れてた。
今回、こんな騒ぎにならなきゃ思い出す事も無かった。
懐かしい思いで再度、この素晴らしい指導者の姿を拝見した。
 方針は相変わらずだった。

  1. バレなきゃいいんだから、世の中巧くやるこった。バレちゃったら開き直るしかない。
  2. リスクは徹底的に避けなきゃいかん。中途半端なフェアプレー精神なんかクソ喰らえである。

 今の高校野球の精神を象徴してるべな。
そもそも高校野球なんて、ガッコ教育じゃないべや。