旅行の後始末のことⅡ

  • 写真

 写真の整理が終わった。
でもデジカメの分だけである。
嫁さんが撮って来たケータイの写真はまだ残ってる。
データ転送用に専用のUSBケーブルが必要だという。
嫁さんも終戦処理で忙しい。
ケータイ写真は又、後で楽しむ事にする。
 今回はホンットに他人を写してなかった。
全部見たけど、写っていたヒトは「A田さん夫妻」が2枚。
それも偶然。
後はたまたま入ってた「H場さん」が1枚。
これだけ徹底してヒトのスナップが無いのも珍しい。
 何となくわかるんだけどね。
何か、いつもの和気あいあいの雰囲気とはちょっと違ってた。
フツーは旅の半ばからお互いに写真撮りっこする。
後で送りますからとか言って、住所やアドレスを聞いて・・・。
今回はそんな優雅な感じじゃなかったなあ・・・。
 とりあえず、辛うじて写っていた写真をメールに添付して送った。
如何にも偶然写っちゃったっていう写真だけど・・・。
ま、いっか。

  • 名刺

 手元には「A田夫人」と「H場さん」の名刺が残ってた。
あと、帰りの機内で嫁さんが「Hヤシ」さんの住所・アドレスをもらった。
嫁さんの隣の席だった。
四方山話をしてて、成行き上そうなったらしい。
そうそう、ワルシャワのマーガレットさんの住所もある。
今回、手に入れた情報はこの4件である。
 「A田夫人」は初対面の時に嫁さんに名刺をくれたそうだ。
嫁さんは一瞬、珍しい方だなあ・・・と思ったとか。
そりゃそうだ。
でも、後から考えるとそうして当然のキャラだった。
多分、一番最初に参加者全員に認知されるキャラじゃないかな・・・。
歳を聞いてびっくりしたけど・・・。
愛すべき還暦である。
 「H場さん」は最後の最後。
タリンの空港で立ち話してて名刺をくれた。
名刺の裏表にびっしり肩書きが並んでる。
その中の1つが「日本トイレ協会会員」だったのである。
 この時に初めて「H場さん」とサシで話をした。
「ご主人は何をされてるの?」
ってな話題になった。
「しがないタダのサラリーマンですよ」
っとしか言いようがないのが淋しかったけど・・・。

  • 絵葉書

 留守中に嬉しい事があった。
旅行中にチェコから絵葉書が届いていた。
去年の5月のエジプトで添乗してくれたエツコさんからだった。
スタンプの日付は8/17になっていた。
チェコはとんでもなく寒いです。地元の人はセーター・コート姿です」
あ、おんなじだ。
さすがに添乗員さんらしく、
「お客さんが風邪をひかないか心配です」
っと結んでいた。
 いやあ、律儀というか、筆マメというか・・・。
添乗したお客さんだって沢山あろうに・・・。
良くぞ、覚えていてくれたモンである。
よっぽどあの旅の印象が強烈だったんだべか?。
当方は忘れようにも忘れられない旅だったんだけど・・・。
嬉しいモンである。
 早速、昔のファイルをひっくり返した。
何せ、春先のパソ子のダウンでアドレスが全部パア!
年賀状なんかの住所録も消えちゃった。
いろんなメモや手帳から作り直さなきゃいけない。
まだまだ情報がとっ散らかってる。
 エツコさんのアドレスを書いたメモ、発見。
早速、お礼のメールを送った。
迷惑だろうけど・・・。
数少ないキリギリス夫婦が写った特製写真を添付した。
きっと今度、添乗を終えて戻った時に開くんだべ。
 そう言えば、今回は添乗員さんのアドレス貰わなかったなあ・・・。
これも初めての事だんべなあ・・・。