まおの食欲の雑感34

 どうも芳しくない。
抗生物質を1週間続けているけど治らない。
相変らずオシッコに血が混じってる。
時々、大きな血のかたまりと膿も混じる。
ヤな感じ。
 朝一番はまずまず好調。
なのに「まおさん」から帰って来ると調子を崩す。
何せ、暑いかんねえ・・・。
ハバハバ言いながら帰って来る。
水の飲み方もイマイチでオシッコがめっちゃ濃い。
そして最後に血が混じるというパターンだ。
何だかなあ・・・。
旅行も近くなって来たのに心配だなあ・・・。
ちょっと安静にしといた方が無難かも・・・。

  • 強制給餌

 又、強制給餌が復活。
腎機能がイマイチだと食欲が落ちる。
処方食の缶詰は気に入らないらしく、ますますそっぽ向いてしまう。
喰わないとイマイチ水も飲まなくなる。
飲水がイマイチだとオシッコが濃くなる。
悪循環である。
 嫁さんは大変だ。
一日中、お坊ちゃまと闘ってる。
お坊ちゃまを脱衣カゴの上に拉致して強制給餌。
処方食を無理やり口に押し込む。
お坊ちゃまは抵抗する。
誰に似たんだかなかなか頑固だ。
口に入って来た処方食を舌を使ってうまいこと外に押し出す。
芸術的なワザである。
 嫁さんは委細かまわず押し込む。
お坊ちゃまも負けじと押し出す。
バチカンじゃないけどコンクラベである。
辺り一面に処方食が散らばる。
まさに戦場だ。
いやはや・・・頭が下がる。

  • 中国犬

 お坊ちゃまの原産地は中国だ。
信じられないけど中国だ。
どうしてあの国でこんな可愛いワンコが・・・。
パンダのノリなのかな?
 今、その中国でワンコのトラブルが急増中とか。
もちろん都市部だけの話だんべ。
北京でもワンコをペットにするヒトが急増。
02年に14万頭だった登録が今や46万頭に迫る勢いだそうだ。
これに連れてフンや鳴き声の苦情が急増。
野犬の被害も出ているとか。
1ヶ月で6千人がワンコに噛まれて病院に駆け込むんだと。
更に狂犬病も立派に現役らしい。
去年1年間で2,600人が狂犬病で死んだそうな。
でも、そんな事っくらいじゃ動じない国である。
経済の急成長に連れてますますワンコは急増するべな。
 そもそも「急」なことには無理がある。
元々、マナーやペットの文化なんか無い国だ。
こういう文化が根付くにはめっちゃ時間がかかる。
日本だって今でもワンコのフンを片付けない野蛮人もいる。
まして中国である。
「13億の無神経」である。
簡単にペット文化が浸透するとは到底考えられない。
モノゴトに動じない国である。
100年くらいかかるんじゃない?
そう言えば、ウチのお坊ちゃまも確かに動じないなあ・・・。