ケータイのこと

 嫁さんがケータイを換えた。
今まで4〜5年間、AUのケータイを使っていた。
使っていたとか言っても大して使ってないんだけど・・・。
毎月の無料通話分なんてほとんど捨ててた。
ま、お守りみたいなモンである。
 突如、嫁さんが宣言した。
ボーダフォンに換えようと思うんだけど・・・」
「ふ〜ん、変えると何かいい事があるの?」
っと訊いてみた。
AUはアメリカとアジアしか使えないのよ」
「ふう〜〜ん」
ボーダフォンならヨーロッパでも使えるのよ」
「ふう〜〜ん・・・」
 数日後、赤いケータイが届いた。
分厚いマニュアルやCDもくっ付いてた。
ケータイ拒否派には何が何だか訳がわからない。
でも、すごい機能がいっぱい付いているらしい。
ミサイルなんか出るかな?

  • 年割

 ケータイは長く使った方がトク。
さすがにそれっくらいは知ってた。
AUは4〜5年使っていたので相当な割引になってたはず。
嫁さんが解約の問合せをしたらAUのお姉さんが不思議がってたそうだ。
「えっ?何か不具合がありましたでしょうか?」
「いえ、別に不具合は無いんですけど使わないので・・・」
 多分、国内ではボーダフォンはマイナーだべ。
圧倒的にドコモとAUが占めてるんだと思う。
大体同じ会社同士の通話料は安くなってるらしい。
その点でも不利だ。
 それでもあっちこっち探して何とか電話機は無料でゲットしたそうだ。
遠隔地の販売店を使うとそういうのもありらしい。
でも、やっぱ変更に伴う手間は多いらしい。
電話番号登録を変えたり、仲間にお知らせしたり・・・。
良くはわかんないけどいろいろ大変そうだ。

  • 海外旅行

 ドイツに行った時にすごいご夫婦に出会った。
ご主人の停年後、2人で夫々スーツケースを提げて飛び出した。
スケジュールなしのヨーロッパ旅行だった。
パソコンを使ってホテルや足を予約しながら回っていた。
すごい!と思った。
 嫁さんの頭にはかすかにあの夫婦のイメージもありそうだ。
「パソコンとケータイ持ってけば、不自由しないらしいわよ」
仕組み的にはわかる気がする。
ヨーロッパはノキアの独壇場だし、パソコンにつなげば通信OK。
なんだけど・・・。
多分、日本語じゃないべなあ・・・。
それと万一の時には「ドクターS々木」もいないしなあ・・・。
ま、いっか。
停年までにはあと10年ある。
それまでに勉強してボーダフォンが役立つようにしよう。
 いずれにしてもこれで日本とヨーロッパの通信体制が整った。
旅先からいつでも「F沢動物病院」に電話が出来る。
ちょっと安心して旅行に行けるかな・・・。
お坊ちゃまと会話が出来ればもっといいんだけど・・・。