歯医者のことⅡ

  • 歯医者

 また重なってしまった。
月に1度の歯医者とお坊ちゃまの病院。
今日は歯医者が11:30の予約だった。
どう頑張っても午前中に「F沢動物病院」に行くのは難しい。
でも午後は週に一度のテニスがある。
何故か今日は気温が低い。
これならレッスンを2本受けても熱射病で倒れる心配も無い。
でも動物病院は夕方遅くなるとめっちゃ混むんだよなあ・・・。
悩ましい・・・。
 「H賀デンタルクリニック」は相変わらずの忙しさ。
予約の患者さんでびっしり埋まってる。
とりあえず今回の治療がラス前になるそうだ。
麻酔しながら一通り歯肉の奥の歯垢をガシガシと削り取った。
後は丁寧な歯磨きと歯間ブラシで掃除を続ける。
これで歯肉炎が防げて口の中が締まって気持ちよくなるはずだとか・・・。
次回、最終総点検したら半年に1回くらいチェックすればOKだ。
いやあ〜、10ヶ月くらいかかったかな・・・。

  • 特例

 でも、当院にかかれるのは特例中の特例らしい。
ホントはもう大人は診ない方針にしたそうだ。
別に患者を選り好みするって訳じゃない。
ここんちは障害のある子どもを専門に診ている。
事情は良く知らないけどその道での有名人なんだそうだ。
随分遠くからも障害のある子どもを連れて続々とやって来る。
親も大変そうだ。
こんなに障害のある子どもが多いのかってびっくりする・・・。
いずれにしてもその方針は尊重しなきゃいかんと思う。
 我が家も別に特例を無理強いする気はなかったんだけど・・・。
嫁さんが開店早々飛び込んで馴染みになっちゃった。
たまたまその時期に前歯がおっ欠けた。
じゃついでにってんで行くことになった。
でも、すぐに事情がわかったんでとりあえず遠慮したんだけどねえ・・・。
ま、ご近所のよしみということで・・・。
オーラスの治療の時に丁重にお礼を言わなきゃいかんなあ・・・。

  • ゴリ押し

 治療中、たまたま電話が入った。
奥さんが出ると何だかどっかの紹介だとか何とか言ってるのが聞こえる。
「ドクターH賀」に電話を代った。
ドクターは必死に断っている。
「ウチは他で診てもらえない子どもの為にやってるんです」
だんだんトーンが上がって来た。
「大人の方は極力遠慮してもらってるんですよ」
 相手もなかなかしぶとそうだ。
「オタクを入れちゃうと気の毒な子どもの予約が取れないんですよ」
「そこんところを少し理解して頂かないと・・・」
「もう患者さんも待っているんで申し訳ありませんが・・・」
しまいにキレ気味。
「わかりました。1回だけ診ます。但し、応急処置だけですよ」
大したタマである。
この患者はきっと居座るに違いない。

  • 割り切り

 結局、お坊ちゃまの病院は夕方行くことにした。
レッスンの間、お坊ちゃまはクルマの中でお留守番。
レッスンは1本で切り上げる。
それなら病院が混む前に到着出来る。
ホントは2本続けて受けたいところだけど・・・。
他ならぬお坊ちゃまの為だ。
仕方が無い。
 こう言う時に限って振替え受講のヒトが入って来た。
マーフィーの法則は生きてる。
人数が多い=ボールを打つ機会が少ない。
当然である。
みんなが同じことを感じてるのがよくわかる。
全員が口数が少ない。
そのヒトが悪い訳じゃないんだけどねえ・・・。
何となく釈然としないのである。
 レッスンを始めて45分くらい経った頃、空模様がおかしくなった。
いきなりすごい土砂降りになった。
なあ〜んてこたあない。
気持ち良く割り切れた。
最初っから雨だったと思えばどうっつうこたあ無い。
物足りないけど天気には勝てない。
いざ、「F沢動物病院」へGO!である。

  • 「七夕まつり」

 昨日も夕方から土砂降りだった。
今日も又、筋金入りの土砂降りである。
この雨じゃあヨソからの観光客はかなり足を奪われただろうな。
もちろん駅の向こう側には行かないから想像だけど・・・。
 若い衆は平気である。
CMの効果か、今年はずいぶん浴衣姿が増えた気がする。
正確に言うと浴衣みたいなモノだけど・・・。
浴衣にこの土砂降りは罪だ。
ほとんど半身ずぶ濡れでも歩いてる。
ま、何だっていいんだ。
夏だし・・・。
お祭りなんだから・・・。