世代問題の雑感13

  • 億万長者

 何となく懐かしい響きがあるなあ・・・。
全然、かけ離れた世界の金持ちってイメージだった。
「億」なんていうと天文学的数字を表わす言葉だった気がする。
「3億円強奪事件」なんてとんでもにゃあこんだった。
そんな大金、一生かかっても使い切れないべ、とか思った。
大きなお世話だけど・・・。
 時代が変わって今は1億円なんて誰もびっくりしなくなった。
日本中が中流意識である。
日本人の億万長者は134万人いるんだそうだ。
基準は2004年末時点で居住用不動産を除く資産が100万㌦以上。
正確には1億1千万長者って感じかな?
 新聞記事なので怪しいけど、ま、ウソでも毒にもならないし・・・。
メリルリンチ日本証券発表っていうからあながちウソでもないべ。
134万人ってこたあ人口の約1%・・・。
世帯数で見れば3.3%くらいってこと?
じゃ30軒に1軒は億万長者ってことになるじゃん。
う〜〜ん。
確かにそれっくらいいるかも・・・。
何で我が家は・・・。

  • 100万㌦

 これも何かノスタルジックな響きがある。
100万㌦の夜景ってカネに代え難いほど素晴らしいって意味だった。
とっても買えるシロモノじゃないって事だよなあ。
今は買えちゃう。
しかもホイホイ買えちゃう。
 メリルリンチの報告書では世界の100万㌦長者は830万人だとか。
前年より60万人、7.3%増えたそうだ。
長者の6人に1人は日本人ってことになる。
 地域別では、やっぱ北米が最も多くて260万人。
前年より10%増えたそうだ。
アジア太平洋地域は230万人、これは前年比8%増だとか。
でも、日本は前年比2.4%増にとどまり景気を反映してるという。
それでも何でもやっぱ金持ちが多いんだ。
おっかしいなあ・・・。
やっぱ、天下の回りモノってのはウソか?

  • リゾートホテル

 めっちゃ売れてるんだとか・・・。
2〜3千万円の高額会員権がボカスカ出てるらしい。
東京のお台場とかベイエリアに次々と出来てるようだ。
「港の王宮」とか何とか・・・。
今のニューリッチと呼ばれる富裕層が求めるモノ。
若さ、教育、資産運用、エンターテインメントの4分野だそうだ。
やっぱ、縁が無いか?
 1度、何かのアンケートで資料請求してしまった。
ハナッから買う気なんか無いのにしくじった。
軽井沢とか箱根とかにホテルを持ってる大手業者だ。
資料を送って来るだけじゃない。
ちょこちょこ電話も来る。
 嫁さんがかなり怒っている。
「シツコイのよねえ・・・。不在って言うと何時ならいるのか?っとか」
「亭主は死んだって言っとけば・・・」
なあ〜んて言おうもんなら大変である。
「大体、買う気も無いくせにヘンなアンケート出さないでよ!」
へいへい・・・。