まおの食欲の雑感20
- アドリアシン
4月14日以来、2回目のアドリアシン投与。
またまた朝一番、嫁さんが「ドクターF沢」にお預け。
夕方、ベルサッサでお迎えに行った。
お坊ちゃまは元気だった。
前回はあとからNETで調べてみて結構びびった。
心筋毒性があるので様子を見ながらどーたらこーたら・・・。
心電図とにらめっことかいうヒトもいた。
今回は倍量投与だった。
ま、信頼してますから・・・。
料金も倍増、2万4千円。
ぴゃ〜〜っ!
とりあえずこれで多剤併用療法の1クールが完了だそうだ。
2週間休薬してから検査をするという。
長い戦いだ。
- 3月18日(金) ガスター筋注 ガスター経口投与 嘔吐と吐血で緊急処置
- 3月23日(水) L-アスパラキナーゼ筋注 プレドニン経口投与
- 3月24日(木) オンコビン点滴静注 プレドニン経口投与
- 3月31日(木) エンドキサン点滴静注 プレドニン経口投与 血尿発現(4/4にも発現)
- 4月 7日(木) オンコビン点滴静注 プレドニン経口投与 尿検査異常なし (4/11血尿発現)
- 4月14日(木) アドリアシン点滴静注 プレドニン7日分
- 4月21日(木)〜 投薬なし
- 4月28日(木) オンコビン点滴静注 抗生物質経口投与 5/1から駆虫剤も経口投与
- 5月 5日(木) エンドキサン点滴静注 抗生物質経口投与 「休診日ですがお待ちしてます」
- 5月12日(木) オンコビン点滴静注 抗生物質中止・駆虫剤経口投与
- 5月19日(木) アドリアシン点滴静注(倍量) 胃薬10日経口投与・駆虫剤隔日投与に
- 神父さん
我が家のお向かいは教会。
毎週、日曜日にミサが行われる。
当然神父さんがいる。
名前は知らない。
我が家では勝手に「スコット・シンプソン」と呼んでいる。
でも、れっきとした日本人だ。
ここに引っ越して来てまる6年。
こないだ、初めて「シンプソン」とお話した。
嫁さんはちょくちょく話してるらしいけど・・・。
「シンプソン」っちにもワンコがいる。
毛並みのキレイなシェルティで14歳。
ウチのお坊ちゃまより1歳年上だ。
お散歩から帰って来たところで四方山話になった。
やっぱ寄る年波でお散歩が大変らしい。
牛歩に付き合って歩くと腰が痛くなっちゃうと言ってた。
おんなじだ。
でも脚は弱ったけどすこぶる健康だと言ってた。
バリバリ喰って、ムリムリ出してるとか。
手には自慢のお土産を掲げていた。
- 可哀想
嫁さんが「シンプソン」にお坊ちゃまの話をした。
13歳になってすぐにリンパ腫になってしまったこと。
「それは気の毒に・・・」
職業柄だべか、ホントに気の毒そうに言う。
「抗がん剤」治療を始めたと話した。
「え〜っ、それは可哀想だ」
えっ?可哀想?
どうして?
一瞬、リアクションに困った。
後でいろいろ考えてしまった。
一般的に抗がん剤治療は人間でもつらい。
単純につらくて「可哀想」って意味かな?
それとも「シンプソン」ならではの死生観に基づく「可哀想」かな?
人間のエゴで「可哀想」って考え方もあり得るかな・・・。
嫁さんもまったく同じ事を考えたらしい。
でも、結論はわからなかった。
- 神さま
何かの記事で読んだ。
ワンコは神さまに一番近い動物なんだそうだ。
それはワンコが純粋に愛することが出来るから・・・。
DOGをひっくり返すとGODになるとか・・・。
なある・・・。
その記事によるとワンコは本質的なものを見抜く。
お金、地位、外見、見栄なんかには見向きもしない。
そんなモンは大切じゃないから・・・。
一番大切なことは、そのヒトを愛しているかどうかだけとか。
そりゃあそうだべ。
ウチのお坊ちゃまだってまったくマイペースだ。
見栄を気にするワンコなんて聞いたことがない。
ワンコだけじゃないかも知れないけど・・・。
- コミュニティ
やっぱ「動物と子どもにかぎる」って言われるくらい。
ワンコの地域コミュニティの為の貢献度は大きい。
嫁さんもお坊ちゃまつながりでご近所付き合いが増えた。
お坊ちゃまはご近所でも評判がいいらしい。
元々、節操が無いので誰にでもなつく。
他のワンコにも愛想がいい。
どこんちワンコにも好かれているらしい。
N山さんちの「アンディくん」
「H賀デンタルクリニック」んちの「エジソンくん」
その他にの「ロンちゃん」「タロウくん」「ゴンベ」・・・。
土日に「まおさん」に出掛けるといろいろ声が掛かる。
「あっ、まおちゃんだ!」
「ウチの子はまおちゃんが大好きなんですよ」
「ウチのは犬見知りが激しいけど、まおちゃんだけはOKなの」
そう言われて悪い気はしない。
デヘデヘしながら四方山話したりして・・・。
バカ親である。