世代問題の雑感Ⅷ

  • 少子高齢社会

最近はちょっとマジメに考えるようになった。
漠然とした不安は以前からある。
この「漠然と・・・」と言うのがクセモノ。
見えないモノに脅えてるみたいで気持ちが悪い。
年金はもうダメだとか、ガラガラ社会になるとか脅し文句が多い。
ホントにそうなのか?
確たる根拠はあるのか?
どうも大した情報が無い。
それなのに心配したって仕方ないんだけど・・・。
そこが小市民の小市民たる所以だ。
実態はどうなのかちょっとは知りたくなった。
一般小市民の得られる情報はやっぱし本だ。
どうしても本を漁るしかない。
こないだ読んだ「子どもが減って何が悪いか!」もその1つ。
これだけじゃナンだから、また他の本も探してる。
ちょっとずつ知らない事が見えて来た。

  • 荒ワザ

学問は苦手だ。
嫁さんと一緒でアタマから湯気が出て来る。
小難しい理屈は置いといて、単純に教えてくれる本を探す。
でもそう言うのは本にならんらしい。
小難しくしないとカネが取れないってか。
どうもこねこねしたヤツが多い。
ホントはもっと単純な仕組みだと思うんだけどなあ・・・。
最近、あるワザを覚えた。
本を読んで小難しい部分に出くわすと斜めに読む。
もしくはスキップしちゃう。
その後にきっと結論めいた部分が出て来る。
そしたら前に戻る。
「何だ。これを言いたいが為にこんなこねこねしてんのか?」みたいな。
これは結構効率的だ。
統計学がど〜たら、限界がこ〜たらの技術的な部分は置いといて・・・。
統計データの雰囲気だけ分かれば十分。
このワザは結構話を単純化して理解出来る。
モノグサにはオススメだ。

  • 消費主導社会

これからは消費に見合った経済規模にしかならないと言われる。
簡単に言うとなるようにしかならないよ、みたいな・・・。
そりゃそうだろう。
何時の世でも「ケイザイ」のベースは消費だと思う。
それもみんなが豊かに暮らせる為の消費。
それ以上でも以下でも無い適正な消費。
これが言うべくして難しい。
多分、精神的に豊かな暮らしが出来ないと消費は健全じゃなくなる。
小市民的には「衣・食・住」の心配してるウチはダメだと思う。
「衣・食・住」は当たり前。
そんな事考えなくって良いから人生を楽しみましょう、みたいな・・・。
そんな社会なら豊かで適正な消費が維持出来る気がする。

ちらっと新聞で読んだコトバ。
最近の流行と言うか、マーケティングの合言葉みたいな・・・。
要するに男のモノ、女のモノと言う既成概念から離れた消費と言う事らしい。
既成概念があると売り損なうよ〜ってこった。
今まで「男の道具」とか言ってたモノが女性にどんどん売れているそうだ。
例えば「ハーレーダビッドソン
昨年の新車登録1万2千台の1割弱が女性だった。
これは8年前と比べて14倍だそうだ。
140万円もするのに・・・。
今や自家用車の登録の4割が女性。
白物家電や理美容家電を買いに来る客の1/3が男性だそうだ。
液晶やプラズマテレビの購入者は男女半々だとか。
へえ〜〜。
でも何となく頷けるなあ・・・。
今ややろうと思えば何でも出来る。
価値観が多様化していろんな趣味に手を出す様になった。
特に「団塊ジュニア」世代は「衣・食・住」に心配も無い。
豊かな暮らしの為の消費が出来る様になったんだと思う。
男も女も関係ない。
「ポスト団塊世代」にとっては羨ましいこった。
記事は「N経新聞」の調査だけど当らずとも遠からずだろう。
晩酌の調査も出てた。
家で晩酌するのは男性42%、女性は29%とか・・・。
そして栄養ドリンクを飲んで「気合だ〜!」って叫ぶヒト。
男性が32%で女性が24%とか・・・。
この2つは怪しい・・・。
嫁さんを見てると既に男女は逆転してる様な気がする・・・。