痛快なことⅤ

  • 大阪出張

今月は2回も大阪に行った。
前回、異文化の香りを十二分に味わった。
何と無く緊張する。
新幹線を降りたら「エスカレーターは右側に立つ」
周囲にも目配せしておく。
在来線のホームで電車を待つ。
何と無くホームの端っこには立ちたく無い。
ホーム反対側に電車が入って来た。
ドアが開き結構大勢のヒトが降りた。
数名のオバサン達がこちらにすっとんで来る。
明らかに階段の方向では無い。
「おっ、な、な、何だ?何事だ?」
オバサン達が駆けつけたのはエレベーター。
その後、えー歳げなオッサンも数人到着。
でもオバサン軍団を見て、舌打ちしながら去って行った。
ふう〜〜ん。
大阪ってホームのエレベーターに人気があるんだ?
使わなきゃソンだってか?

  • 指定席

いつもの事だが・・・。
ホントに出来の悪いシステムだと思う。
あんなシステムなら無い方がまし。
人間が画面を見ながら席を予約した方がいいんじゃないかな?
「周りにヒトがいない席を予約して」って頼めるべ。
前回はひどかった。
ガランとした車内でわざわざ隣にヒトが居る席。
しかも全員で3名くらいしかいなかった。
バカシステムは几帳面に端から席を埋めるらしい。
今回は前回ほど空いていなかったが傾向は同じ。
周りに空席がいっぱいあっても隣にヒトがいる。
え〜い、むさくるしい。
ちょっと工夫すればロジックが出来そうな気がするけどなあ・・・。
グループは別として、後はなるべくくっ付かないロジック。

  • リラックス

今回の席は「16C」だった。
席に行くと「16B」にヒトがいた。
またか・・・。
「16B」は団塊世代くらいのオヤジ。
明らかに不愉快そうだ。
3人掛け席の真ん中で悠然としていられたのに・・・。
フルリクライニングでふんぞり返ってる。
足を組んで、両肘を肘掛の上に大きく張り出して・・・。
新聞を全開にして読んでる。
ありがちなパターンだ。
「失礼・・・」
仕方なく席に着く。
オヤジはよける気がまったく無さそうだ。
肘は思いっきり張り出してる。
やれやれ・・・。
仕方が無いので身体を半身にして通路側に傾けて座る。
ところがあんまり通路側にはみ出すと通行人が肩にぶつかる。
これはこれで又、うっとうしい。
そのうちに「16B」も新聞を読み終え、寝始めた。
寝たら、自然に肘が引っ込んでいった。
何だ、そんなに無理して肩肘張るなよ!
もっとリラックスしたら・・・。
文句があったらJRに言ってちょーだい。

  • リクライニング

小田原で新幹線を降りた。
いつぞやの本のセリフを思い出す。
「貴方は新幹線でリクライニングを戻していますか?」
うん、これっくらいはやろう。
もう駅が間近になった。
身支度してリクライニングを直す。
って言っても可愛らしく1段しか倒してなかったんだけど・・・。
びっくりした。
通路を挟んだ席のヒトがリクライニングを戻した。
たまたま同時くらいだった。
へえ〜〜っ、そんなヒトいるんだ・・・。
ひょっとして同じ本を読んでたりして・・・。

  • 28連勝

克明に覚えている。
昨年11月に大阪出張した時のこと。
新幹線の小田原駅の待合室で本を読んでいた。
突然、待合室中が「うわああ〜〜っ」と言う大歓声と拍手。
「何だ?何だ?何だ?」
っと思ったらテレビだった。
相撲の中継でアレが負けた。
何〜んだ、みんな同じ気持ちだったんだ、と痛快な気分だった。
その後、飲んだ「アサヒスーパードライ」の美味いこと!
そして今日、また負けた。
同体取り直しになったが、取り直して負けた。
コレは大きい。
ま、どうせ明日は優勝するだろう。
この人材難ではどうしようも無い。
相撲は相手があって成り立つスポーツだし・・・。
周りが弱きゃ勝っちゃうしか無い。
何であれ、勝ちは勝ちだ。
でも玉にキズつけたのは大きい。
28連勝がストップした事と、鼻がへし折れた。
その場に居合わせなかったが、多分待合室は大騒ぎだったろう。
アサヒスーパードライ」で乾杯!