花粉症のこと

  • シーズン到来

♪遂に来ました。遂に来た。
今年は去年の30倍!
多分その気のあるヒトは肌で分かると思う。
年末から散々脅かされてビクビクしていたが遂に到来。
今まで予想以上に寒い日が多かったんだろう。
今日は気温が狂った様に上がった。
これで花粉どもは一気に狂喜乱舞。
たまらん!
こうなると兎に角部屋にこもっているに限る。
家を閉め切って空気清浄機全開でじっとしてる。
出掛ける時は完全武装でなるべく外気に触れない。
もう徒歩通勤なんてトンでも無い。
バスか、出来ればクルマで通勤。
やれやれ・・・。

  • 外出

出掛けたく無い。
でもそうもいかない。
また、今週は運悪く出掛ける予定がびっしり。
今日も朝から抗ヒスタミン剤飲んでマスクして出掛けた。
嫁さんが「花粉すっきりスプレー」とか言うのを見つけて来た。
なかなかの優れものである。
マスクに吹き付けておくとハーブの香りが長持ちする。
年々良いモノが出来る。
でもクスリはなかなか決定打が無い。
今シーズンはマスゴミに脅されて年末からクスリを飲み始めた。
比較的最近の抗アレルギー剤だ。
予防から始めるのが有効とされているので早めに飲み始める。
確かに花粉が少ないうちは効いている気がする。
でも花粉が団体さんになるともうダメだ。
次の手を使わざるを得ない。
今日はあまりの花粉の多さに今年初の抗ヒスタミン剤服用。
これがまた、眠い。
仕事していても半分寝ている感覚。
会議で発言しても夢の中でしゃべってるみたい・・・。
鼻水とくしゃみの連発じゃ仕事にならんけど、眠いのも仕事にならない。
やっぱ、家で大人しくしてるのが一番だ。
大勢に影響無いし・・・。

  • 発端

そもそも何でこんな事になっちゃったのか?
発端は栃木県に住んでいた時だ。
会社に入って最初の赴任地が栃木県だった。
営業の仕事で毎日外回り。
ちょくちょくゴルフなんかもやってた。
フェアウェイを黄色い霧の様に舞う花粉は壮観だった。
な〜んてのん気な事を言ってられなくなった。
それはある日突然やって来た。
何だか鼻水がタラタラと止まらなくなった。
眼も痒い。
顔が赤く腫れあがった。
訳が分からず医者に行った。
アレルギー性鼻炎だと言われた。
アレルゲン検査をしようってんで、パッチテストをした。
スギ花粉、ブタクサ、ハウスダスト何でも来い!だった。
医者は「ひでえな、こりゃ・・・」とか言ってあきれた。
以来、ステロイドの鼻炎スプレーと抗ヒスタミン剤が離せなくなった。
日光の杉並木はキレイだけど恨みの栃木県だ。

  • 気合

元来、人間は気合の動物だと信じている。
あのへんちくりんな親娘が出て来てからは口にこそしないが・・・。
自分の身体は相当な部分まで気合で何とかなると思ってた。
虫歯だって気合で20年ももたせた・・・。
風邪なんてちゃんちゃらおかしい、と思ってた。
現にちょっと風邪気味だからテニスをやろう、とか言ってた。
そして実際に大汗かいてすっきりして治っちゃう。
若かったんだな・・・。
花粉症も気合が足らないと思ってた。
ある日、春先のシーズン真っ盛りにジョギングに出掛けた。
死にそうだった。
目一杯花粉を吸い込んだら喘息が起きてしまった。
ゼーゼーして息が出来ない。
以来、花粉と戦うのは諦めた。

  • 天国

北海道には花粉症が無い。
それだけは天国である。
決して杉が無いわけじゃ無い。
が、何でも杉の種類が違う。
北海道の杉は花粉の粒子がでかいらしい。
やっぱ、杉までガサツなんだ。
ま、お陰様で6年間は花粉症をすっかり忘れていた。
嫁さんは又、律儀に北海道産の花粉症を患っていたが・・・。
何でもシラカバとかスズカケもダメらしい。
でもシーズンは秋口だ。
ってえ事は3月から9月まで札幌で暮らせば良いんだ。
よっしゃ!老後はこれだ。
半年ずつ湘南と札幌で暮らすなんてい〜んじゃな〜い。