新幹線の不思議

  • 指定席

久々に大阪に出張した。
往復新幹線。
時期的に大して混んでいる訳では無い。
が、並んだり、万一席が無かったりがうざいので指定席。
最近は自販機で便利なヤツがある。
タッチパネルでピコピコやって指定席が取れる。
最後にカードで決裁も出来る。
乗るべき列車も乗換えを含めて幾つかのパターンを教えてくれる。
いつも指定を取るのは禁煙車輌の通路側席。
あっという間に完了。
便利な世の中になったモンである。

  • 不思議1

空いているとは思ったがガラガラだった。
新大阪で乗った時の乗客は1車輌に3人だけ。
検札のおっさんもヒマそうだ。
指定された席は「1D」だった。
一番端っこの出入口の横の通路側席だ。
あと2人は真中辺りの2人掛け席に並んで座った。
自販機のロジックは1番から順に割り振るのかな・・・。
あの2人連れは窓口で切符を買ったのかも知れない。
途中駅で少しずつ客が乗車して来た。
乗ってきたヒトはみんな2人掛け席に座っている。
3人掛け席はガラガラ。
何だか横転するんじゃ無いかと心配になる。

  • 不思議2

名古屋でちょっと多くのヒトが乗った。
3人掛け席にも少しヒトが座った。
ふと気づくと横におじさんが突っ立っている。
「済みませんが、そこ良いですか?」
「えっ?ここ?」
こんだけガラガラなので窓側「1E」席に荷物を置いてあった。
慌てて荷物をどかす。
おじさん、荷物を棚に載せて隣に座る。
え〜い、鬱陶しい!
何でこんなバカな割り振りになってんだ?
憤然として立ち上がり、ガラガラの3人掛け席の真中に移った。
その内に少し仕事が出来た検札のおっさんが回って来た。
又、切符を出しておっさんをジロリと見て言った。
「そこの席だ」と元の席を指差した。
「あっ、そうですね。結構です」
とソソクサと行ってしまった。
多分、クレームが多いんだろうな。
随分情けないシステムと言うか、芸の無いロジックと言うか・・・。
自販機の中には人間は入って無いので気が利かないんだろう。
極めて機械的に割り振ってるとしか思えない。
これも国鉄時代の電子計算機の名残かな・・・。

  • 不思議3

もう一つ不思議な仕組みは何つってもタバコだ。
喫煙車輌・禁煙車輌を作るのは勝手だ。
が、あまりに分煙と言う発想が無い。
タバコの煙はドンドン流れ込んで来る。
全車輌あまり差が無い様に思える。
特に隣の車輌が喫煙車だと最悪である。
ヒトが出入りする度にもわ〜っと煙が入って来る。
車内販売のお嬢さんが憎らしく思えて来る。
そもそも全席禁煙が常識の時代だと思うんだけど・・・。
百歩譲ってもエアカーテンとか強力なフィルターが欲しい。
喫煙車輌は特殊装置代として10%料金上乗せにするとか・・・。
もしくは喫煙車輌は暖房が効かないくらい換気しまくる。
寒かったらコート着てタバコにまみれてるとか・・・。
ダメか・・・。

  • 不思議4

今回初めて気が付いた。
新幹線の車内に検札のおっさんと別のスタッフが居る。
何かキャビンアテンダントみたいな服装の女性だ。
制服に帽子姿も凛々しく車内を歩いていた。
あれはナニモノ?
別に切符見せろと言う訳じゃ無いし、モノを売ってもいない。
婦警さんって感じでも無かったなあ・・・。
案内係とか・・・。