メディアの雑感14
- 秋の気配
毎日、殺伐としたニュースが続く。
見ていて気持ちが寒くなる事が多い。
メディアだって寒い話ばっかり選んでる訳じゃ無いだろうけど・・・。
心洗われる様な美談を探す・・・なんてこたあ無いか。
もっとも良い話ってなかなか無い。
ちょっと良い話を集めるだけで本になるくらい珍しいモンになった。
悪い話なら寝ていてもゴロゴロ手に入るんだろうなあ。
たまにNHKの地方版でほのぼのニュースを流す。
「何とか祭り」がどーしたとか、「何とか」の出荷が最盛期ですとか。
ま、ほとんど暦どおりだけど・・・。
- 紅葉
今は近郊の山の紅葉のシーズンだ。
テレビは紅葉ネタのほのぼのニュースを流していた。
好天に恵まれ、多くの人出がありました・・・とやってた。
キレイだった。
見事に色付いたモミジをバックに多くの観光客が出ている。
仲睦まじいカップルが大写しになった。
にこやかに笑いながら歩く男性の手に1m程度にモミジの枝。
一瞬、眼を疑った。
えっ?
何なんだ、この光景は?
- 学習機能
嫁さんと話した。
何なんだろう?この映像は?
待て待て、短絡的に考えちゃいかん。
モノゴトは多面的に見なきゃいかん。
善意の第三者から教わったばかりだ。
- 近所の民家に親戚がいて、一枝土産にもらった。
- 民家でモミジを売っていて、土産に買ってきた。
- たまたま植木屋が入っていて剪定した枝をもらった。
- たまたま何かの事情で枝が落ちていたのを拾って来た。
ま、いろんなケースが考えられる。
決して見事に紅葉したモミジを折ったりしないだろう。
周りには観光客が沢山映っていたし・・・。
ましてテレビカメラを回しているんだし・・・。
多くの子供も見ている。
でもどのケースであっても子供には説明が必要な気がする。
このカメラマンの心境や如何に?
誰か教えてくれないかな?