メディアの雑感Ⅶ

  • ドーピング

JOCハンマー投げの金メダリストのドーピング調査を申し入れたとか。
他国の選手に対する申し入れは極めて異例だとか。
そりゃ異例と言うより異常に思えるけど・・・。
いくら日本期待の室伏選手が銀メダルだからって・・・。
いくらトップ選手がドーピングで失格すれば金メダルが転がり込むからって・・・。
あまりに見苦しい。
こう言う場面だからこそ、日本は何も言わない方が良いと思うんだけど・・・。
IOCが信用に値するかどうか、は別問題だと思う。
第三者の他国が言うなら良いが・・・。
あ〜、恥ずかしい。
室伏選手が繰り上げ金メダルを心底喜ぶとも思えない。
何でNHKハンガリーに電話掛けて取材なんかしてんだ?
みっともない。
他国のメディアが取材するならまだ良い。
JOCがガツガツと異例の異常な申入れして、メディアが絶好の玩具にする。
誰も違和感を持たないのかなあ・・・。

  • 採点競技

今回のオリンピックはいつにも増してモメゴトが多かった。
何だか怪しげな判定も沢山あった。
随分貰ってるんだろうな、と思わせる審判員もいた。
そもそも採点競技と言うのは好きになれない。
只でさえ怪しい判定に国粋主義、人種差別、カネ、政治が絡む。
訳が分からない。
やっぱスポーツは「勝ったか負けたか」でしょ。
駆けっこや泳ぎ較べみたいな分かり易いのが良い。
格闘技だったら相手が「参った」と言うまで時間無制限でやるとか・・・。

  • 愛ちゃん

メディアはオリンピックの華々しさを前面に出そうとする。
が、その甲斐も無く全体のムードは明るく無い。
ドーピングはますます巧妙化する。
他人の尿を膀胱に仕込んで検査を受ける選手までいるとか・・・。
相手がイスラエルの選手だからと言う理由で棄権したイスラム圏の選手。
こうなるとスポーツする資格が無いと思うが・・・。
いつの世も暗いムードを救ってくれるのは動物と子供だ。
動物はいないから、メディアは卓球の愛ちゃんに救いを求めた。
でももう子供じゃ無いんだから失礼である。
集まったメディアへの愛ちゃんのコメントがフルっていた。
「そんなキレイ事じゃ無いと思う」
名言である。