蕎麦屋の雑感

  • 「まお」のばあや

有り難い限りである。
10日間も遊び歩いて来る娘夫婦の為に留守番をしてくれる。
感謝感激雨あられである。
ワガママな人間には付き合っていられないが、「まお」が可哀想。
と言う訳で来てくれる。
お坊ちゃまもペットホテルに行かずに済んで極楽である。
狭いケージでは無く、家の中を使いたい放題。
しかも口うるさい我々と違ってベタ甘のばあやと一緒である。
毎日、2回もお散歩に行ける。
おねだりすれば何でも喰いたい放題。
「まお」も我々も有り難い限りだ。

  • ばあやお届け!

そんな有り難いばあやだ。
下にも置けない。
いつも1日余計に休みを取って、ばあやを沼津まで送り届ける。
今回はお届け日がお盆の真っ最中。
湘南は大混雑だ。
クルマの流れを読んでタイミングを合わせて出掛けないと悲惨である。
海に出掛けるクルマが切れて、戻りのクルマが動き出す前の微妙な時間を狙う。
やはり午後一番。
13:00〜14:00がベスト。

  • 「M葉」

じゃあ昼食を済ませて出発しよう。
と言う訳で近所の蕎麦屋へ。
この街で一番美味しいと評判の「M葉」だ。
小綺麗な造りで品もある代わりに値段はちょっと高め。
店内にはガラス張りの蕎麦打ち台が見える。
蕎麦粉も拘りがあって、十勝産の2:8蕎麦だと言う。
この蕎麦粉は店内で売っているのでたまに買って来る。
実は小市民も去年から蕎麦打ちの真似事を始めた。
たまに思い出した様に打つので、ほとんどバクチだけど・・・。

  • 経営努力

以前、この店は地元の大手交通会社が経営していた。
他にもこの街で中華や居酒屋も経営していた。
折からの不景気だ。
リストラが始まり店は次々と売却された。
でも個人が買えば親方日の丸と言う訳には行かない。
皆、経営に必死である。
どの店も例外無く、味やサービスが向上している。
当店も磨きが掛かったと思う。
今回、メニューがどっと増えていた。
経営努力の一端なんだろう。
「サラダ蕎麦」とか何とか蕎麦と言うのが並んでいた。
ところが落とし穴。
サラダとかに合わせる為、麺を細くしてしまった。
蕎麦の香りが無い。
上品だけどソウメンと差が無くなってしまった。
蕎麦好きとしてはがっかりである。
ん〜〜〜ん。
難しい。