メディアの雑感Ⅴ

  • 日本対ヨルダン戦

どこまでホントか分からない。
が、少なからず有りそうな気はする。
中国・重慶で行われたサッカー・アジアカップの試合。
日本対ヨルダン戦の記事である。
何でも5万人の観客がヨルダンを応援。
日本国歌斉唱ではブーイング、ヨルダンには惜しみない拍手。
日本から出向いたサポーター20名は警官の護衛付きで応援。
安全保護の為、日の丸は禁止。
試合はPK戦の末、日本の勝利。
途端にブーイングとゴミの雨だとか。

何でも重慶では1940年頃に日本軍の爆撃で多くの死者が出たとか。
加えてここ数年の靖国参拝、毒ガス、集団買春、卑猥寸劇等の事件。
反日感情が蓄積されているそうだ。
今回に限らず至る場面で反日感情が報道される。
日本国内でも在日中国人の凶悪犯罪がクローズアップされる。
捕まった犯人のコメントが伝えられる。
「戦時中の被害を補償しない日本への仕返しだ」
おいおい。
何か意図的じゃ無い?
生まれて無いだろうに・・・。
中国でも日本の靖国だとか教科書が妙に克明に伝えられる。
ビンテージ政治家の暴言なんて格好の玩具だ。
ひょっとして日中メディア間の提携が濃厚過ぎるとか・・・。

  • 訴訟問題

百歩譲って報道の通り中国国民の反日感情が凄いとする。
60数年前の恨みを現世代にきっちり引き継いでいるとする。
まだまだ訴訟を起こそうと動いているとする。
ホントにそうなら相互に中途半端は止めた方が良いと思うけど・・・。
中国世論の大勢が反日なら、国交断絶するくらいの姿勢で当れば良い。
経済面に配慮しての及び腰じゃ漢民族が廃る。
日本もゴミを投げつけられながらサッカーなんか止めた方が良い。
日本では歴史認識が全く引き継がれていない。
単純に「俺達が何をした?」と言う世代が大半だ。
日本が戦争した事さえ知らない世代がどんどん増えている。
ところが報道によると中国は違う。
世代が変わっても確実に昔の恨みが引き継がれる様だ。
それだけ几帳面な歴史認識の継承が出来るのなら大したモンだ。
当然、モンゴルにも訴訟を起こすんだろう。
まさかカネが取れそうな国しか訴訟対象にしないとか・・・。
そんな狭量・近視眼的な国じゃあ無いよなあ。

  • 平和不感症

以前から日本国中平和ボケと言われる。
確かに間違い無いと思う。
でも皆が皆、アジアでの日本の悪行の歴史を知らない訳じゃ無い。
ビンテージ政治家みたいなホントの不感症はモノ言わないで欲しいと思う。
でも感じていて寡黙なヒトもいる。
昔の話とは言え、加害者側が語り難いと言う気持ちは良く分かる。
メディアのホントの責務はこう言う声にし難い声を代弁する事じゃ無い?
妙に反感を煽り立てて、衝撃的表現ばかり使いたがる。
そうしないと玩具にならないってか?
実は一番の不感症だったりして・・・。