ボランティアの雑感

  • 新潟・福井の洪水

随分ボランティアが訪れているらしい。
親子4人で来ました、とか言うヒトも居た。
地元もセンターを用意して熱中症防止などに気配りする。
参加者は良い経験になりました、とか言っていた。
ふうううん。
ま、いっか。
枯れ木も山の賑わい。
ヒトが大勢居るだけでも被災者は気が紛れるかも知れない。

あれだけの大災害になると身の回りに被災者も多い。
転勤して来たヒトから命拾いした話などを聞くと身につまされる。
キレイ事なんか言ってられないと言う。
あの時は、震災後の被害は酷かったと言う。
震災後、ヒトが大挙して押し寄せて来た。
でも皆が皆、ボランティアでは無かったそうだ。
簡単に言えば「火事場泥棒」も沢山居たとか。
経験者の話だから説得力がある。
性善説は脆い。

  • 2億円

福井に当り宝くじを寄付したヒトがいるとか。
しかも2億円。
間違い無く言えるのはカネに困ってるヒトでは無さそうだ。
それでもその他の義援金と合わせて3億円弱。
被災世帯全部に均一に配布する事にしたらしい。
してみると一世帯当り2万円とか。
多い額では無い。
被害の程度に合わせて配分しろ、と言う声があるらしい。
被災者はパニックだとは思う。
が、醜い。
いろんな災害に遭うヒトがいる。
こんなにメディアに取り上げてもらえない災害だってあった。
義援金はおろか、自治体の援助だって無い事も多い。
当事者にしてみれば、被災した事に何ら変わり無いんだけど・・・。
被災するんなら大災害に限るって事か?