中華料理屋の雑感Ⅳ

  • 地獄のテニス

いつも通りの週末。
テニスに出掛けるが、いつもより遅く16:30から。
少しは涼しくなるだろうとの読みである。
が、今年の猛暑は関係無い。
あちい〜。
水をガブガブ飲んで、氷棒で後頭部を冷やしながらの荒業だ。
更に嫁さんは先週のアクシデントでまだ手が痛いとか言ってる。
そうまでしてテニスするなよ。
でもするのである。
嫁さんもそうしたいのである。
くたびれ果てて外食になだれ込む週末のパターンだ。
今日の嫁さんの提案は郊外レストラン「Bミアン」だった。
どうせ頭の中は真っ白な小市民だ。
異存無し。

  • 「Bミアン」

この街の他の店には怒られるかも知れない。
小市民はこの街のラーメン№1は出来の良い時のここだと思っている。
ラーメンは結構繊細な食い物。
全国チェーンの当店は勿論、セントラルキッチンだ。
そして調理をマニュアル化して極力味のバラつきを抑えている。
でも不思議な事に中華は調理法がシンプルなだけに微妙に味がバラつく。
我々は結構このバラつきに期待している。
値段と料理の平均的な味のバランスは合格だと思う。
特別に美味いとは言わないが、この値段だものと納得しちゃう。
そして時々、バラつきによって当りがあったりする。
焼餃子でさえ焼き方で全然味が変わる。
ラーメンはその最たるモノだ。
大して凝ったラーメンでは無い。
それだけに微妙だ。
出来の良い時はこれぞ元祖ラーメンみたいな味になる。
当ればラッキー。
小市民の好みのラーメンになる。

  • 今日のメニュー

当店のオススメは幾つかある。
まずは基本の「Bラーメン」「焼餃子」
「旬の青菜の強火炒め」「バルサミコ酢豚」はメニューから消えた。
これぞオススメだったのに・・・。
随分夏メニューに変わった様だ。
やむ無く新メニューにチャレンジ。
「Bラーメン」「焼餃子」は残っていた。
「アサリと中国野菜炒め」「天津飯」にチャレンジ。
更にテイクアウトで「海老春巻」「牛肉ピーマン細切炒め」を注文。
勿論、家に帰ってから思いっ切りビールを飲む為である。
今日の「Bラーメン」「焼餃子」は当りでは無かった。
「アサリと中国野菜」はヘタな努力が邪魔だった。
「旬の青菜」のシンプルさが恋しい。
天津飯」は合格だった。
味が邪魔しない薄味なので、目一杯酢をかけて喰うといける。
家で待望のビールと共に残り2品も賞味。
「海老春巻」は可不可無く、変身になってなかった。
「牛肉ピーマン細切炒め」はやはり努力が邪魔してた。
ちょっと醤油などで味を直して喰った。
でもトータルでは何の不満も無い。
中途半端な店で喰うよりずっと良いと思う。