挨拶の雑感Ⅲ

  • 焼肉とコンビニ

牛角」のレインズインターナショナルとコンビニ「am・pm」が統合する。
そう言えば去年の韓国以来、焼肉って喰って無い。
意外と言えば意外な取り合わせである。
が、掃除屋がドーナツ屋やったりするんで、別にどーっつー事も無い様な・・・。
アナリストと称するヒトがあれこれ諸説を並べる。
牛角」ブランドの食品をam・pmで売る為だ、とか尤もらしい事を・・・。
レインズのオーナーは成功者。
どうやらコンビニもやってみたかったと言う事らしい。
最近の「泳げタイヤキくん世代」の成功者には共通点がある。
従業員教育、しかも内面重視の教育だと思う。
前世代を反面教師としてなかなか逞しい。

かなり前にここん家の考え方を表わした記事を読んだ。
BSEが騒がれ始め、焼肉屋が軒並み壊滅的な打撃を受けた時の話。
オーナーの指示で全員が制服を新品に替えたそうだ。
そして統一話法で心を込めて安全性を訴える教育を徹底したとか。
流石に売上げ減は避けられなかったが、何とか持ち堪えている。
ここん家は「パートナーズフォーラム」と言う制度も導入していると言う。
ファミレス・ファーストフードは大半が人件費の安いアルバイト店員。
その店員のモチベーションを如何に上げるかが勝負だ。
安いコストで如何に高いパフォーマンスを上げるか、工夫のしどころだ。
アルバイト店員を「パートナー」と呼ぶ心憎さ。
小集団活動と言うと、何と無く重くダサいのに「フォーラム」って何だかカッコ良い。
上手いなあ〜っと思う。

  • 新聞記事

今朝の新聞記事に「レインズ」と「am・pm」の統合が取り上げられた。
牛角」の店舗の規則を「am・pm」に適用すると言う。
牛角」の規則が囲み記事で掲載されていた。

    1. 相手の眼を見て挨拶する
    2. 中越しに声を掛けてはいけない

などなど沢山あった。
思わず小市民はマーカーを取り出した。
憑かれた様に囲みをグリグリとマークした。
更に「必読」の付箋を付けて社内に回覧した。

  • 素朴な疑問

ヒト夫々、育った環境は違う。
躾けが全然違う。
挨拶なんて、その最たるモンだと思う。
そっぽ向いて挨拶するヒトの気持ちが分からなかった。
親の顔が見たいと思っていた。
が、どこまでが常識かが疑問な世の中にあって、口に出せなかった。
今日は、我が意を得た気がした。
素朴な疑問の1つに「爪切り」がある。
小市民の感覚ではヒト前で切るモンでは無いと思っていた。
今の職場に来てから3人くらい、事務所でパチパチやってる。
休み時間に何しようとカラスの勝手でしょ・・・かな。
中には就業時間中でも事務所に乾いた音を響かせる御仁も居る。
これが又、理解出来ない。
きっと欧米人が鼻をかむのと同じ感覚なんだろうな。
でも小市民の感覚が常識と言い切るほどの自信も無い。
気になるヒトには生き難い世の中である。