中華料理屋の雑感

  • 「I狩」

JRステーションビルの5階。
サラリーマンの味方、「I狩」がある。
めちゃ元気なおかみさん。
リーズナブルな料金で、メニューも豊富。
セットメニューも沢山ある。
なかなかの賑わいである。

  • お奨め

一番のお奨めはビール。
この界隈で珍しく純粋な生ビールである。
どこへ行っても発泡酒が幅を利かせ、やり辛くなった。
当店は正真正銘の生ビールが飲める。
次のお奨めはおつまみセット。
チャーシュー、メンマ、ナムル、煮卵がセットで300円は信じ難い。
他にも単品でメンマとか煮卵とかも100円である。
一品料理も沢山あるので、何かつまむ。
仕上げのお奨めはマーボー麺である。
これが又、絶妙のバランスである。
2人で死ぬほど飲んで、喰って、4,000円に届かない。
小市民の味方である。

  • お奨めのチャーハン

この街に来てから随分中華料理屋を探し歩いた。
ラーメン屋も含めて、これぞと言う店は飛びついて回った。
結論から行くと、全てイマイチ我々の好みと離れていた。
チャーハンが絶品と聞いて訪れた「T陸」。
店に入った瞬間、期待と不安が相半ば。
これだけ油とススを塗りたくった様な店内、イス・テーブル。
店構えなど気にせず、頑固に老舗の味を守っていると言う事か?
単なる放ったらかしで無い事を祈る。
お奨めのチャーハンと基本のラーメン、ギョーザを注文。
ひっくり返った。
な、な、何じゃこりゃ〜〜っ?
正に、単なる放ったらかしだった。

カップ麺花盛りの現代。
玉石混交、多種多様のカップ麺が溢れている。
中にはカップ麺の分際で、お店のラーメンより美味いのもあったりする。
全体的に味は上品になり、ノンフライも多い。
そんな美味いカップ麺が幾らでもある中で、忘れられない味がある。
元祖カップヌードルである。
明らかにもっと美味いカップ麺が沢山あるが、捨て切れない。
たまに無性にあの下品な味が喰いたくなる。
幼児体験と言うか、トラウマと言うか・・・。
「T陸」のチャーハンはこれだ、と思った。
その人にとっては、忘れ難い想い出の味。
ジモティの味の心の故郷みたいな・・・。

  • 郊外中華ファミレス「B」

今のところ小市民的には、この街のナンバー1中華は「B」だ。
勿論、めちゃ美味いとは言わない。
でもこの値段で、この味、コストパフォーマンスは高い。
従業員の教育も行き届いている。
郊外なのでビールが飲めないのが玉にキズ。
願わくば、もう少し値上げしても良いので街中でやって欲しい。
値上げすれば、もう少しジャリっぽく無くなる気もするし・・・。
勝手な思い込みだが、ここのラーメンと焼餃子は逸品だと思う。
勝手にこの街でナンバー1と評価している。
利用頻度ナンバー1の中華料理屋かも知れない。