オランダの雑感

  • 唐突な選択

何故かベネルクスに行く事になった。
当初はロマンチック街道に行く積りだった。
TBX社の得意技「催行されません」攻撃に撃沈した。
確かに旅行環境は最悪。
只でさえ世界中がテロを心配しているのに、SARSの追い討ち。
キャンセルが相次いでいるそうだ。
でもSARSが無くてもTBX社の得意技である事に変わりは無いけど・・・。
さて困った。
バタバタと物色を始めた。
どこに行きたいか、では無い。どこなら行けるかである。
と言う訳で見つけたのがこれ。
Kツーである。
意外にリーズナブル。
何か仕掛けがあるんじゃ無いかと疑う。
ま、行ってみよ。

  • チューリップ

オランダと言えば風車とチューリップ。
チューリップのタイミングを外したらほとんど意味が無い。
とは言え、その年のピークなんか読める訳も無い。
運を天に任せた。
ツアーは22名、この時期にしては少ない。
ガイドは小柄なカナエさん。
先週も同じコースでベネルクスを回ったそうな。
先週はもの凄い数で大型バス2台に分乗して回ったとか。
でもちょっと時期が早くてチューリップは蕾ばかりだったらしい。
期待が持てそうだ。

成田を12:45発JL-411便でアムステルダムへ。
勝手知ったるJALである。
気楽は気楽だ。
食事も合うし、ビールは大好きなスーパードライがあるし・・・。
映画も不自由無く見られるし・・・。
最近は12時間のフライトも結構多忙だ。
やる事が多くて・・・。

17:45オンタイムで着。
何と無く重たい空模様だ。
今日はホテルまで行くだけだから・・・ま、いっか。
流石、運河の街。
跳ね橋が沢山ある。
バスも舟様のお通りの度に停められる。
この街では遅刻の言い訳は「橋が上がって・・・」なんだそうな。
町並みはキレイである。
運河沿いに17世紀の黄金時代を偲ばせるレンガ造りの建物が並ぶ。
景観保護の為、朽ち果ててしまいそうな建物も簡単に壊せないそうだ。

今日の宿泊はここ。
かの有名なノボテル。
小ざっぱりしていて機能的で、小市民は結構お気に入りである。
ホテルから10分の距離に地下鉄とトラムの駅がある。
RAI(ライ)駅。
アムステルダム中央駅につながる。
明日のフリータイムはここから遊びに行こう。

  • 散策兼買い物

駅のキヨスクに買い物に出掛けた。
ミネラルウォーター2㍑が1.5ユーロ(約200円)。
缶ビールは500mlで2ユーロ(約270円)と安くは無い。
有名なDropje(ドロッピェ)も購入。
見た目は黒いグミ。
食べてみたらひっくり返る。
オランダ人の好物とかでどこにでも売ってるが・・・。
これは絶対に会社への土産にしてやる。
明日はアムステルダム市内とチューリップのキューケンホフ公園観光だ。
是非、晴れて欲しいな。