「カッパドキア」〜イスタンブールの雑感

  • 「ウチヒサール」

トルコ語で「3つの要塞」を意味するとか。
この地方で一番高いところに位置している。
頂上からは360度のパノラマが一望出来る。
天気も良くて気持ちが良かった。
早速、北川姉妹とグラビアアイドル・キュウリちゃん達とバカ写真。
丁度、修学旅行らしきジモティ学生の団体のバスがいた。
やはり、ゾロゾロと寄って来る。
一緒に写真を撮らせてくれ、と言う。
ま、悪い気はしないので・・・。

  • 「ギョレメ野外博物館」

この辺りには4世紀頃からキリスト教徒が居住していたそうだ。
ギョレメの谷はその中心地だったところらしい。
現在は約30の教会が集まったこの谷を博物館としている。
10世紀のビザンチン時代初期には400の教会があったとか。
いずれもイスラム教徒の迫害を逃れて洞窟に造られている。
19世紀まで実際にヒトが住んでいたそうで結構生々しい。
洞窟教会の中にはフレスコ画などが辛うじて残っていた。

  • 「パシャバー」

有名な「キノコ岩」が並ぶ。
カッパドキア地方のハイライトスポットだ。
確かにカッパドキアらしい景色だ。
硬度の違う岩の侵食で出来上がったと言う理屈は分かるが面白い。
ここでも北川姉妹、グラビアアイドル・キュウリちゃん達とバカ写真。
どこへ行ってもバカ写真。

  • 「カイマクル地下都市」

バーゲンに殺到する主婦を想像しちゃうが・・・。
全然関係無い。
キリスト教徒がイスラム教徒の迫害から逃れる為に造ったそうだ。
カッパドキアには地下都市が300以上あるとか。
ここは100軒の家があり3,000人が住んでいたらしい。
最大級の大きさの都市と言う事だ。
中には教会や食料庫、台所などがある。
入口には回転ドアがある。
回転ドアと言っても円盤型の岩を転がして入口を塞ぐモノ。
万一、異教徒の侵入が遭った時に喰い止める為のモノだ。
ここも何と無く生活臭があると言うか、生々しい。

  • 洞窟レストラン

地下都市を模して造られた洞窟レストラン。
壁一杯に絵皿が飾られてなかなかムードがある。
メニューは野菜スープ、豆のトマト煮、マスの開き。
勢い込んで赤ワインのハーフボトルをオーダー。
800万TL(約800円)だったが、つまみに不足して持て余した。
何だかなあ・・・。

幼少のみぎり、小学校の教師が教えてくれた。
「トルコ饅頭、アンから喰おう」
首都を覚える為の語呂合わせだ。
そのアンカラまで「カッパドキア」から長時間移動。
結構な強行軍なんだと思う。
途中、ドライブインで夕食。
メニューはポテトサラダ、チーズパイ、牛肉ケバブ。
ケバブは持参の醤油をかけて喰ったらまずまずイケた。
アンカラからイスタンブールまで夜行列車の旅だ。
アンカラ特急は22:30発。
明日の朝はイスタンブール着。
1日自由行動だ。