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癌スケ追撃 9日目

・二日酔い
に、似てる。
何とも気分が悪い。
夜中に何度も目が覚める。
元々、24時間点滴で2時間置きにトイレ。
看護師さんの巡回もある。
加えて、夕べは補液ポンプが不調。
何度もアラートが鳴る。
「っせーなーっ!」
だんだん面倒くなって、無視。
ナースコールも押さない。
でも、静まり返った真夜中。
看護師さんが、転がるように飛んで来る。
「何度も済みません。」
完全に、寝不足。

そこに、この不快感。
朝、起き上がりたくなかった。
検温とかされてても、不機嫌。
血圧まで上がってた。
「何とか気分転換しにゃあと…。」
冷たいお茶をがぶがぶ。
何だか、ちょっと復活した。
「これも、サイクルがあるからなー…。」
朝メシ、昼メシはクリア。
「このままだったら、言うことにゃあで。」

サイクルが変わったのは、夕方。
二日酔い状態が戻って来た。
「気持ち悪り~~い…。」
晩メシが来た。
頑張って何とか…。
「っつーレベルじゃにゃあで…。」
それでも、無理やり冷奴を喰った。
そこへ、スタッフ。
「失礼しまーす。お膳下げに来ました。」
まだ、30分しか経ってない。
「何だ、こいつ!新人か…?」
面倒くなった。
初めて、食事ギブアップ…。
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〈病院前〉
放射線
いつものように、呼び出し。
いつものように、放射線科へ。
13階から地下1階へ。
エレベーターホールでカゴを待つ。
これが結構長い。
エレベーターは6基。
でも、容易に来にゃあ!
「ホントに全部動いてんのか…?」
移動時間を10分くらい見ないと、危にゃあ!

突然、話しかけられた。
放射線ですか?」
横で待ってたパジャマのオッサン。
とりあえず、頷いた。
「私も去年、放射線やったんですよ。」
一瞬、疑問が湧く。
「んで、何故ここにいるですか…?」
話せないけど…。
「これからクビの皮が剥けますよ。放射線やけどです。」
ちょっと、顔をしかめて返答。
サランラップを巻いてから、包帯するといいですよ。くっつかなくて。」
ジェスチャーで、謝意を伝えた。

考えてみたら、初かも。
先輩の話、同類の話…。
なかなかそんな機会はにゃあ。
1つはこっちから話しかけない。
「そりゃ、用事がなきゃ筆談でやらんわなー。」
もう1つは今のご時世。
すぐキレる輩が増えてる。
しかも、キレると見境がにゃあ!
院内でも、ちょくちょく見かける。
迂闊に薮はつつけない。
「何が出て来るか、わかんにゃあで!」
って意味では、同類の話を聴くのは難しい。
意思の疎通が大変。
「先生や看護師さんの仲介が要るわな…。」
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〈病院前〉