続・【赤坂離宮】のこと
- 国宝
なんだそうな。
本館、正門、主庭噴水池・・・。
これらが指定されてる。
元々は紀州徳川家の江戸中屋敷だった。
明治42年(1909年)、敷地に東宮御所を建設。
日本で唯一のネオ・バロック様式。
昭和天皇も一時住まわれたとか・・・。
でも、その後は御所として使われなんだ。
公的機関として使われたらしい。
「国立国会図書館」とか、「内閣法制局」とか・・・。
「何て、もってゃあにゃあこんを・・・」
そいでも、環境が変わった。
国が国際社会に復帰。
いろいろ付き合いが出て来た。
「こんなご時勢だに、迎賓館の1つも造るべーじゃっ!」
って声が強くなった。
んで、昭和43年(1968年)着工。
5年間で108億円のカネがかかったそうな。
昭和49年(1974年)に完成。
「ひゃあ、ちょうど自分が東京に出てった頃じゃんか・・・」
参観開始。
順路に沿って各部屋を見学。
至るところにスタッフがいる。
目がランランと光ってる。
ヘンなじじーはいにゃあか!
壁とか調度品に触れたりしてにゃあか!
「もう、ぜってゃあ触んにゃあだーよっ!」
まあ、すぎゃあ造りだった。
すらばしい!
このひと言に尽きる。
とても日本のモンとは思えにゃあ。
「ひゃあ、豪華絢爛ってなあこーいたモンのこんを言うんだべなー」
- 写真
もちろん一切撮影禁止。
目に焼きつけるっきゃにゃあ。
でも、イヤでも焼きつく。
すらばしいっ!
成金じゃにゃあ。
センスがいい。
モノホンの香りがする。
「こーいたセンスのモンを造ろうって考えたこんがすぎゃあっ!」
最初は【彩鸞(さいらん)の間】。
「らん」ってな架空の鳥がモチーフ。
「こんな字、パソ子で出て来にゃあよ・・・」
暖炉の脇にこの鳥の金の浮き彫りがある。
石膏に金箔の浮き彫り。
10枚のクリスタル鏡。
鏡が相互に写し合う。
豪華だで・・・。
「やっぱ、いい鏡は部屋がすんぎゃあ広く見えんなー」
国・公賓の謁見や、調印、インタビューとかに使われるそうな。
次が【花鳥の間】。
木材と織物がベース。
茶褐色の「シオジ」って木材だとか。
ちぃっと和風テイストかな。
天井に36枚の絵。
壁に30枚の楕円形七宝。
これに花鳥が描かれてる。
「これって、ハンパにゃあワザじゃにゃあだかね・・・?」
ここは公式晩餐会を催す大食堂なんだとか。