【分とく山 ホテルインターコンチ】のこと

 江戸滞在も終盤。
残ってる宿題もだいぶ捗った。
喰いモン系も結構捗った。
気になってる店は積極的に足を運んだ。
ミシュランの店も幾つか・・・。
国籍もいろいろ。
仏メシ、イタメシ、チュン、エスニック・・・。

「でも、結局は和食に惹かれちまあよなー・・・」

そーなんだよなー。
どーしょーもなくニッポン人だあね・・・。
 ここもミシュラン1つ星。
ただ、獲得したのは本店だんべな。
ま、その出店ってこんで・・・。

【分とく山 ホテルインターコンチ】
http://www.interconti-tokyo.com/restaurant/waketokuyama/

すっかり有名。
ウリは【アワビの磯焼き】。
これを目当てに来る客も多いらしい。
ファンの集いとかもあるとか。
あの「野崎シェフ」もたまに来るそうな。

「そりゃ、いっぺん喰ってみんべーじゃっ!」

 そこそこ遠い。
竹芝桟橋」だで・・・。

「ま、でも美味ゃあモン喰う為にゃあしゃあんめ!」

行ってみんと、意外に空いてた。
ホテルそのものが静か。
やっぱ、場所があんまし便利じゃにゃあし・・・。
店も空いてた。
確かに時間が早あってこんもあるべ。
でも、最後まで客は数組。
カウンターはず〜っと無人だったし・・・。

「何だべ?たまたま今日は日が悪りぃとか・・・?」

不気味だで・・・。

 とりあえず貸切スタート。

「こりゃあ、良く目が届くで、きっとサービスいいじゃにゃあかね・・・」

コースだから、指くわえて待ってる。
自動的に給仕してくれる。
ま、楽っちゃあラク!
わかんにゃあ時はコースが無難。

【先付】 アオサの煮こごりだったような
【お椀】 海老シンジョウと冬瓜の吸い物だった
【お造り】 真鯛と本マグロと海草だったと思う
【中皿】 キレイな盛り付け・ウサギが可愛い
【進肴】 噂の「アワビの磯焼き」
【強肴】 伊勢海老のスープ仕立てみてゃあな
【食事】 土鍋御飯
【甘味】 どら焼きとプリン

 ボリューム満点。
1品、1品は小っちぇえ。
でもだんだん腹に貯まって来る。
「土鍋御飯」は最初っから降参。
お持ち帰りにしてくれる。
全体的に薄味だった。

「ひゃあ、とっても東京と思えにゃあ味だで。江戸味じゃにゃあじゃんか!」

珍しい。
江戸味じゃにゃあ和食・・・。
東京でも数少にゃあで。
 飲み物は・・・。

「まずは、何は無くともビールっ!」

っかあ〜〜っ!
満足。
次にどーする・・・?
やっぱ白ワインだべ・・・。
今日はグラスでいいなー。

「お、何だ!このワイン、美味ゃあじゃ!きっと流行の「甲州ワイン』じゃにゃあか?」

訊いてみた。

「はい、ブルゴーニュでございます・・・」

あ、そ・・・。
 肝心の目玉メニュー。
アワビの磯焼き」は美味かった。
噂通り。
ただ、個人的にゃあ上品過ぎる。
アワビの肝のガツンと来る味が欲しかった。
思わずビールが飲みたくなるような・・・。
あと、もう1つの目玉の【伊勢海老】。
これも高級食材の定番。
純和風の味付けじゃにゃあ。
ちぃっとエスニックっぽい。

「こりゃあ賛否が有りそうだなー。好みだけん【☆2つ半】かなー・・・」