最後に・【東京湾華火大会】のこと

  • 和火

 第四部でイキなメニューがあった。

  1. 競演!大江戸華火大賞

15人の花火師の作品が続く。
有名な花火師の自信作らしい。
1つ1つタイトルがついてる。
ウグイス嬢はてゃあへん。

    1. 銀閃 冠菊 小割浮模様
    2. 三重芯 菊先変化 銀乱
    3. 八重芯 菊先黄金光露 錦残輪

・・・

ってな具合。
ウグイス泣かせ・・・。
タイトルのあと、ひと言解説もあった。

「若ゃあ衆にゃあ、読むだけでもてゃあへんずらに・・・」

 読み易しぃのもあった。

    1. 夜空のコサージュ
    2. 芯入ステンドグラス
    3. マジック牡丹

・・・

ってな具合。
こりゃあ読み易しぃ。
ウグイス孝行・・・。
この手は、でゃあてゃあ変種。
ハート型とか、パンダとか・・・。
ま、そりゃあそれで・・・。
 このコーナーは良かった。
しみじみした。
久々に和火も観た。
花火師がイッパツに想いを込めてる。
ってえのが伝わってくる。
解説を聞いて、なるほどと思わせる。
いろいろ趣向を凝らしてる。

「イッパツをじっくり堪能するって感じやね・・・」

  • フィナーレ

 花火の基本は「菊」だそうな。
あと、「千輪菊」とか、「椰子」もある。
「柳」や、「虎の尾」もある。
それぞれにアレンジもある。
あとはお馴染み「スターマイン」。
こいつぁ、賑やか。
とにかく量で勝負みてゃあな・・・。
毎年、工夫したヤツが出る。
流行りもあるらしい。

「今年ゃあ、「菊」の最後に花弁が乱舞する玉が多いなー」

 最後は圧巻。
何でも来い!
みてゃあな・・・。
音と光が最高潮に達する。
如何にもフィナーレ。
昔は「シダレ柳」が定番だった。
最近はちぃっと凝ってる。
「白菊」がそのまま「柳」になるみてゃあな・・・。

「いやあ、いつもながら最後は鳥肌立つなー・・・」

 堪能した。
見事にリベンジを果たしたで!
余韻を楽しみながら帰宅。
っと思ったら、トンでもにゃあバカがいた。
いきなしタバコ吸いだした。

「何だ、こいつ!このヒトゴミの中で・・・」

当然、誰も何も言わにゃあ。

「言う訳ゃにゃあじゃ!こんな下らにゃあこんで死にたくにゃあし・・・」

クズを横目にとっとと退散。
花火が終わったら、禁煙も終わり・・・。
っとか言いたいんだべな。
東京恐るべし。
見事なイベントコントロールと思った。
でも、ひと皮剥けばこんなモンか・・・。