癌スケ追撃 49日目

スペシウム光線
朝イチでお呼びが…。
今日がラス前。
7週間以上の長期に亘った。
「長っげーよなーっ!」
基本的には通院治療。
ヒトによるけど、痛くも痒くもない。
でも、それはやけどだけの話。
「やけどは対処できるべや!」
問題は、口腔内の副作用!
味覚異常、唾液涸渇、腸管斂縮…。
「入院してて良かったー!」

おまけに、歯がおっ欠けた。
ちょっと、想定外だった。
自分の歯が欠けるなんて、夢にも思わなんだ。
今日は口腔外科診察があった。
体育会系もびっくり。
「あらーっ!」
治した方がいいわよね。
明日か明後日に医師のアポ取ってくれるそうな。
入院中で良かった。
退院後だと、又ひと騒動だで…。
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〈そら〉
・治験
ケモ、オーラスだで!
泣いても笑っても、最後。
これでプロトコールは完遂だべ。
せっかくの治験。
「データ集計には貢献したいべや!」
いろいろあった。
船酔い、糞づまり、白血球低下…。
でも、乗り越えて来た。
何とかドロップアウトしなかった。
「まずワンステップ、クリアだべ…。」

更に、データ集計に貢献したい。
この後、2年。
そして、5年。
結果、良好であったと言わせたい。
Dr.E本には言われた。
「出来る事はすべてやって、後は天に祈るしかないですね。」
ま、その通りだべ。

確率は五分五分。
正に当人にとっては、半々。
再発するか、しないか!
どっちかしかない!
「そんなの、何だって同じだべ。」
明日、元気かどうか?
来月、癌スケに襲われるかどうか?
来年、生きてるかどうか?
何だって五分五分。
「そんなこん、考えたってしゃあんめ!」
オーラスの点滴が終わった。
「出来りゃあ、今生の別れにしてゃあで!」