【弥次喜多】のこと

・朝メシ
どーしても6:00前に目が覚める。
「そいでも頑張って寝たで。」
温泉の効用。
身体が溶けてる。
脱力で、布団のシミになってる。
「さあて、朝風呂に行くべーじゃ!」
これが又気持ちいい。
だんだん身体が目覚めて来る。
ひとっ風呂の後は、軽く一杯。
「あ~~っ、幸せだっ!」

いつも通りの朝メシ。
全部持ち込み。
ドリップコーヒーを淹れる。
クルミとイチヂクのバンズ。
ゆで玉子。
カットフルーツと、ヨーグルト。
「全くいつも通りだで。」
最後のお茶だけは、ティーバッグ。
ま、これはしゃあんめ。

もう一度、風呂行くべー!
嫁さんは、もういいと言う。
「じゃ、一人で酔いざましに行ってくるわ。」
さすがに、この時間は誰もいない。
っつか、掃除が始まる雰囲気。
「ここで粘る気はしにゃあで…。」
早々に退散。
一路、我が家へ。
西湘バイパスをまっしぐら。
40分で到着。
「この利便性は、堪えらんにゃあで…。」

・沼津
 生まれ故郷。
どーしようもなく、沼津っ子。
もう子じゃにゃあ。
沼津じじー。
足を踏み入れただけで、馴染む。
光、匂い。
「あー、沼津だなーっ!」
って感じる。
じゃ、沼津に住めばいいじゃ!
「う~~ん、それは違うかも‥‥。」

 久々に帰省。
そらも連れて行く。
さっき通った西湘バイパスを戻る。
箱根新道を一路三島の実家へ。
そら、狂喜乱舞。
ばーばから、おやつのイモを山盛りもらう。
「ま、たまにはいいじゃ。」
じじばばとメシを喰いに行く。
この時季、行き先は決まってる。
沼津【弥次喜多】。
「ここのカキフライは絶品だで。」

 元々は沼津港の食堂だった。
どっちかと言えば漁師相手みたいな。
新鮮な魚のフライで大当たり。
港から離れて、店舗拡大。
いつ行っても大混雑。
更に冬場だけ、こだわりのカキフライを始めた。
これが又、評判に。
早速、注文。
もちろん、カキフライ定食。
他に、エビ・アジとかフライ定食。
ブリカマ定食もオススメ。

 ビール飲みながら待つ。
ビールのつまみも充実。
しらす卸し、鯛昆布〆、シメサバ、いか焼き‥‥。
「やっぱ、美味いなーっ!」
テーブルがいっぱい。
みんなでシェアしながら喰う。
とにかく量がハンパない。
「定食1つ減らしてちょうどいいで。」
それでも大体ライスは半分テイクアウト。
死ぬほど堪能した。
「カキフライは文句なし、☆3つ!」