更に、癌スケ追撃作戦のこと

・作戦決定
昨晩、Dr.E本から電話があった。
もちろん、嫁さん宛て。
メニューが決定した。
昨日の放射線科のシミュレーション。
その前の検査、診断結果。
これを並べて作戦会議をした。
結果、イケると判断して、治験エントリー。
その結果が届いた。
「一刻も早い方がいいですよね。」
いい先生で良かった。

メニューはBパターン。
チャレンジメニュー。
ひょっとしたら、副作用が軽減出来るかも。
ってなメニューだ。
このメニューは、基本ずーっと入院。
放射線照射は従来通り。
平日のみ毎日33回。
抗がん剤は、用量を半分以下にして毎週1回。
合計7週間のメニュー。

ずーっと入院。
元気だったら退屈だべなー。
Dr.E本は気遣ってる。
「僕のくじ運が悪くて、すみません。」
別にすまなかにゃあ。
むしろ割り切れていい。
通院は大変だと思う。
中途半端に仕事も出来ちゃう。
嫁さんにも半端ない負担をかける。
割り切れる。
「この際、癌スケ追撃に没頭してやる!」
もし退屈だったら、有難い。
そーあって欲しいけど…。
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〈H塚事業所〉
・休業
早速、ボスに連絡。
ボスも半分以上予測してた。
多分、穴埋めの算段も出来てた。
メールが返ってきた。
「大変ですが治療に専念して、又元気な姿をみせて下さい。」
有難いこっちゃ。
さすがに、もう有給休暇は使い果たす。
その後は無給。
「ま、しゃあんめ!」

とりあえず、段取りはした。
明日の午後から入院。
それまでに、出来るだけの事は片付ける。
間に合わない事は、引き継ぐ。
絶対に穴が空かないように…。
「ま、元々そーゆーやり方だけど…。」
必ずバックアップを作る。
誰でもとって変われる体制にしておく。
自分しか出来ない事なんか何もない。
じゃ、誰でもいいのか?
いいじゃん。
あとは、同じ事でも醸し出すテイスト。
何かがちょっと違う。
みたいな仕事が出来たらいいべな。
「ま、優雅な仕事の流儀だで…。」

今回で、青天の霹靂も3回目。
2011年の、関係会社役員就任。
そして、ショートステイの東京暮らし。
2014年の、外部会社転籍。
そして、この歳で初の東京単身赴任。
2016年の、癌スケ襲来、退治、追撃。
「何ちゅう5年間だ!」
ジェットコースターだで…。
今の会社には、一番迷惑かけてる。
申し訳ないとは思う。
でも、ボスにも伝えた。
「気合いと、リハビリの為に仕事したい!」