癌スケ疑惑

・【よし澤】
やっと予約が取れた。
約40日遅れ。
ホントは、1月18日を狙ってた。
嫁さんの誕生日。
全然いっぱいだった。
特に土曜日は、厳しい。
なかなか折り合わず、遂に今日。
「いやー、大将んち来るのは大変だー!」
大将、苦笑。
f:id:maosuke1225:20160429074834j:plain
さ、まずはワイン。
「こんな昼間っから…。」
って見る向きもあろう。
でも、美味しいんだから、しゃあんめ。
「日本酒、、3~4合飲んでるヒトもいるじゃん。」
ま、乾杯!
「大分遅くなったけど、誕生日おめでとう!」
f:id:maosuke1225:20160429074920j:plain
大将から、お心遣い。
赤飯の差し入れ。
金箔がトッピングされてる。
考えてみたら、結構赤飯の頻度は高い。
そりゃ、そーだろー。
なかなか予約が大変。
かなり先の予定を決めなきゃいかん。
「じゃ、何とか記念日にって事になるべ。」
f:id:maosuke1225:20160429074954j:plain
前菜のキレイなこと!
喰っちゃうのが、もったいないくらい。
季節の花が一輪。
ももちゃんだった。
味は、何をか言わんや!
旬の食材がイキイキしてる。
「あ~~っ!幸せだーっ!」
って、しみじみ思う。
f:id:maosuke1225:20160429075025j:plain
今でも忘れられない。
最初に、大将の椀ものに出逢った瞬間。
前の店【一二岐】(いぶき)だった。
新鮮だった。
「世の中に、こんな味があったんだ!」
ホントにびっくり。
周りの席からも、声が挙がる。
「いや、これは旨いなー。」
「こりゃ、思わず声が出ちゃうなー。」
まったくだ!
f:id:maosuke1225:20160429075054j:plain
当店のウリ、サワラの藁焼き。
これも唸る。
前の【一二岐】は、カツオだった。
これも絶品だった。
カウンターの中で藁を焼くので、煙い。
でも、これも又良かった。
懐かしい匂いだった。
当店では、藁を焼く匂いはしない。
サワラそのものは、十分香り高いけど…。
「それでいいんだけど、ねぇ…。」
f:id:maosuke1225:20160429075116j:plain
真打ち登場。
ノドグロの一夜干し」
圭ちゃんの大好きな、あれ!
リクエストしてあった。
でも、あれ?
隣近所にも、みんな出てる。
大将曰く。
「今月のメニューに入れちゃいました。なので、追加料金なしです。」
嬉しいような、ちょっと残念なような…。
お味は、筆舌に尽くし難い。
f:id:maosuke1225:20160429075159j:plain
もう1つのウリ、土鍋ご飯。
炊きながら、4段階の味を楽しめる。
アルデンテ、炊き上がり、蒸し上がり、お焦げ、ってな趣向になってる。
自家製、香の物とじゃこが又旨い。
ご飯がすすむくん!
赤だしも、とっても優しい味。
味噌汁とは別の料理だってわかる。
もう、腹一杯の方にはおにぎりにしてくれる。
残念ながら、おにぎりの味は知らない。
「いつも、完食じゃん!」
f:id:maosuke1225:20160429075247j:plain
最後に、甘味。
別バラって、良く言ったもんだで。
いつも2種類用意されてる。
1つは、定番、わらび餅。
もう1つは、旬のシャーベット。
これ又、いつもびっくり。
パティシエでもイケそうな…。
f:id:maosuke1225:20160429075318j:plain
堪能させてもらった。
「あー、幸せだー!」
気がかりな癌スケの事がなきゃ、もっと幸せだー!