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小市民のブルマニア旅行記 5

・カザンルク
 今日は観光しながら、ソフィアまで移動。
まずは、腹ごしらえ。
一応、ブッフェだった。
極めて素朴な品揃え。
パン、コーヒー、ヨーグルト、みたいな。
「これでいいんだよなー。」
カザンルクに向けて出発。
約100km の行程。

 シルビアさん、朝から好調。
ブルガリアの国旗の色の意味は‥‥。」
上から、白が平和。
緑が、豊かな農地。
赤が、血だって。
「これを縦にすると、イタリアの国旗です。」
ややこしくね?

 シッカ峠という場所を通った。
露土戦争の激戦地だったそうな。
「ロシア兵が20万人犠牲になりました。」
すげーな。
「ひょっとして、ロシアって恩人?」
ロシアは南下政策を進めたい。
ブルガリアはトルコから逃げたい。
完全にロシアに依存。
今も、石油はロシアからのパイプライン。
「首根っこ押さえられてんじゃ!」

 カザンルク到着。
まず、バラの博物館。
撮影料が別に5Lev かかる。
「レトロなこんで‥‥。撮るべきもんがあるだか?」
無かった。
バラ産業に関する展示がほとんど。
昔のローズオイル抽出の道具とか‥‥。
「撮るなら、バラの写真だべさ。」

次に向かったのは、トラキア人の墳墓。
「何だ、そりゃ?」
トラキア人ってえのは、この地の先住民。
BC3000年頃からいたそうな。
でも、後々やられた。
土地を奪い取られた。
アジアから来たブルガール人と、南下したスラブ人。
この混血が、今のブルガリア人。
「半分アジアかい‥‥。」

 道中、あちこちに小山がある。
みんな古墳だと言う。
その中で、観光用に公開してるのがある。
但し、レプリカ。
ここも撮影料が5Lev 。
「レトロやなー。」
有名な観光地だけど、何だかなー。

 この後、ローズオイル蒸留製造所へ。
まだ出来たばっからしい。
庭園も、建物もピッカピカ。
嫌ってほどバラが植えてある。
「うわーっ!キレイ!」
一同、写真撮りまくり。
「こりゃ、土産物屋としてはウケるわな。」
シルビアさん慌ててる。
「まず、説明を聴いて。後でゆっくり時間取れます。」

 同じ敷地内に民族学コレクションがあった。
レトロな農耕具が並ぶ。
シルビアさん、嬉しそう。
「これは、こうやって使います。」
つい最近まで使ってた雰囲気。
この勢いで、土産物コーナーへ。
「私のお客様だけ特別!プレゼントあります!」
ますますハイテンション。
「ローズオイルはいいです。私は毎日使ってます。」
ビミョー‥‥。
ホントに全員にプレゼントがあった。
バラ水や、バスソルトのセット。
「じゃ、石鹸でも買ってくかね‥‥。」
ま、商売上手かも‥‥。

・道の駅
 昼メシは街道沿いのレストラン。
現役の農家らしい。
結構な規模。
井戸や、家畜の小屋も見える。
それこそレトロな農耕具がいっぱい。
一応、骨董品として売ってるらしい。
小間物も売ってる。
ブルガリア版の道の駅だで。」

 納屋の前の庭先でランチ。
天気もいいし、気持ちがいい。
ロコビアは生があると言う。
「へーっ!じゃ、それっ!」
500ml 、4Lev 。
「やっぱ、気分的にも旨いなー。」
料理は、まずホウレン草とライスコロッケ。
そして、ご当地料理カヴァルマ。
結構、香草が利いたシチューって感じ。
美味かった。
☆2つはイケる。

・プロブディフ
 次の訪問地はプロブディフ。
ブルガリア第2の都市。
古代ローマの遺跡が沢山あるらしい。
旧市街を散策。
石畳の坂道ばっかし。
「ここはクルマじゃ回れにゃあで。」
どーでもいいけど、バカみたいに暑い!
気温が38度とか‥‥。
シルビアさんの息が荒い。

 なかなかステキな街並みだった。
元々の遺跡っぽさに、アートが乗ってる。
あちこちに絵心が見える。
ローマ円形劇場に到着。
ここでシルビアさん、積極的に休憩。
「鬼のように暑いで!」
脇のカフェに、冷えた缶ビールがあった。
「それっ!」
あー、堪らん!
この後、すぐバスへ。
「へ?もうお仕舞い?」
何だかな観光だった‥‥。

・ソフィア
 ちょっと遅めの到着。
今日の泊まりは、マリネーラ・ソフィア。
元日系のホテルだったとか。
かなり規模がでかい。
広大な中庭がある。
「ずいぶん立派な日本庭園だで。」
部屋も、パワーアップした。
冷蔵庫や、ドライヤーもあった。
テレビも立派な厚型で、訳がわかんない。
「テレビって、こんなに場所取るんだ‥‥。」

 遅めの晩メシ。
まずは、ビール。
ハイネケンの生があった。
500ml 、8Lev とお高い。
美味いから、ま、いいいけど‥‥。
料理は、まずサラダ。
トマトソースと、チーズ、ヨーグルト。
結構、イケる。
そして、ポークグリルのポテト添え。
十分美味しかったけど、ちょっと飽きてきた。
☆は2つイケる。

 夜、外に出てみた。
ホテルの飲食店に若い衆が集まってくる。
カフェバー、ディスコが人気らしい。
自慢のクルマが並ぶ。
その脇を、じじばばはスーパーへ。
店内は一方通行。
マンダリンとか言う名前。
ドンキみたいな商品陳列。
「明らかに経営が大陸系だで。」
ビールと、チョコレートを1つ買ってきた。
ま、土産物の調査を兼ねて‥‥。
明日は、ソフィアの市内観光だで。