読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

小市民のブルマニア旅行記 4

ブカレスト
 今日はブカレストへ移動。
まずは腹ごしらえ。
朝メシは豪華ブッフェ。
特に野菜・果物が美味しかった。
スイカが懐かしい味で、お代わりした。
「卵料理コーナーがあれば、文句なしだけん‥‥。」
ブカレストまで170km とか。
かなり乗りでがある。
「でも、その分あつしさんの話が聴けるで。」

 早速、入国当時の話が‥‥。
ルーマニアに入国したら、みんな興味津々。
「日本って、どんなー?」
質問攻めにあった。
「日本は、家電品が普及して、ストレスが多い。」
っと答えたそうな。
「ストレスっちゃ、何だ? 美味いのか?」
ってな世界だった。
それでも、'89の革命以来変わった。
ストレスって言葉は市民権を得た。
「でも、ほとんど浸透してません。」
ラテンなんだ‥‥。

 ブカレストは都会。
地下鉄や、トラムもある。
料金は安い。
地下鉄が一律2.7Lei 。
トラムは1.7Lei 。
「安っ!」
一応カード式で、自己申告払い。
なので、大半が無賃乗車だとか。
「ラテンなんだ‥‥。」
でも、たまに検札もあるらしい。
罰金は50Lei だって。

・市内観光
 ブカレスト到着。
市内観光開始。
最初に革命広場へ。
街のど真ん中で、駐車場とかないし‥‥。
強引に降りて、観光。
建物は全て当時のままらしい。
「当日、私はあそこのビルにいました。」
リアルタイムで革命に居合わせた。
数奇な運命と言うか‥‥。
「でも、予兆はありましたね。遂にって感じでした。」

 広場には、意味不明のモニュメントがある。
決してセンスがいい。
広場正面が、旧共産党本部のビルだそうな。
すぐ近所にクレツレスク教会。
ルーマニア正教の教会。
18世紀に造られたものだそうな。
フレスコ画がすらばしい。
「この辺りも、ヒトで埋め尽くされました。」
あつしさん、革命の舞台が甦ってる。

 次に向かったのは、国民の館。
最近は国会宮殿って呼んでるらしい。
チャウシェスクの作品。
ペンタゴンに次ぐ世界第二位の建物だそうな。
「うわっ!」
呆れて声が出ないくらいでかい!
外観だけじゃないらしい。
内装もとんでもない豪華さで、ひっくり返るとか。
現在は、一部が国際会議や、博覧会に使ってる。
「国民が暗く貧しい暮らしだったのに‥‥。」

 次が大主教教会。
もちろん、ルーマニア正教の教会。
17世紀建立。
丘の上に建てられてる。
年寄りには優しくないかも‥‥。
「うわっ!金ぴかだで。」
教会の中は、めちゃ豪華だった。
金がふんだんに使われてるそうな。
聖人のミイラが聖体として納められてる。
「らしいなー。」

ブルガリア
 ホントは凱旋門もあった。
けど、改修作業中で何も観られない。
スルーして昼メシになった。
昼メシは、ロセ市のリーガホテルへ。
ガーデンレストランでランチ。
ここもロコビアが、安くて美味かった。
大瓶で、5Lev 。
まず、ポタージュスープ。
次いで、キョフテとフライドポテト。
スパイシーハンバーグって感じで美味かった。
☆2つはイケた。

 昼メシ前に、国境を越えて来た。
その時に両替して、Lev(レバ)に。
「大体、75円くらいか‥‥。」
あつしさんとは、ここでお別れだった。
いい思い出になった。
感謝感激!
国境は大渋滞。
ほとんどがトラック。
整然と並ぶなんてこたあない。
割り込み、差し込み何でもあり。
「ラテンだで‥‥。」

・イワノボ
 現地ガイドが替わった。
シルビアさん。
名前に相応しい、70歳の巨漢。
ジモティだけど、日本に住んでた事もあるそうな。
「日本語は、決して上手い。」
最初に訪れたのは、イワノボ岩窟教会。
世界遺産だそうな。
ホントに山の上の岩をくり貫いてあった。
フレスコ画も残っている。
14世紀に、修道士が造った。
「如何にも正教会っぽいで。」

 最近は、イヤホンガイドが流行り。
必ず、登場する。
確かに、説明がちゃんと聴こえていい。
シルビアさんも使った。
ところが、聴き難い。
「はあ、はあ、ここが、ぜー、ぜー、イワノボ、はあ、はあ、教会です、ぜー、ぜー‥‥。」
苦しそう。
30mの山登りで吹いた。
「何だか痛々しいで‥‥。」

 シルビアさんもいろんな話をしてくれた。
バスの中なら安心して聴ける。
彼女は、ブルガリアをこよなく愛してる。
ブルガリアはずっと豊かでした。」
隣国ルーマニアは気の毒だった。
同じ社会主義でも、全然違ってたそうな。
農産物・畜産物は豊かで、安い。
住宅・教育・医療の心配なし。
「毎日ヨーグルト食べて、健康です。」
でも、ちょっと痩せた方がいいべ。

 ブルガリアの歴史も激動だった。
4世紀にビザンチン帝国支配下に。
7世紀にブルガリア帝国成立するも、11世紀に再びビザンチン帝国に併合。
14世紀にオスマントルコの支配下に。
19世紀、露土戦争で開放され、20世紀に入って独立。
'44に共産化、'89に自由化。
でも、元々豊かだったから変化は小っちぇえ。
「ある面、ガラパゴスかも‥‥。」

・アルバナシ
 何ともステキな村に到着。
如何にもブルガリア元風景って感じ。
伝統建築が沢山残ってる。
国の文化財とか。
この村を散策。
シルビアさんの説明を聴きながら‥‥。
「ふーっ、この建物は‥‥。」
程度に収まったけど、息が荒い。
そー言えば、琴欧州ってこの辺りの出身だとか。
だからといって…。
「ちょっと痩せた方がいいで。」

 中まで見学出来る家屋もあった。
基本的に豊かなのは、良くわかった。
シルビアさん、やたら野草に詳しい。
道ばたの野草を摘まんで、効能をたれる。
「ふーっ、これはノド調子を、ふーっ、整えてくれます。」
っみたいな‥‥。
嫌いじゃないから、楽しかった。

・パレス
 散策の終点がホテルだった。
アルバナシ・パレス。
ホントにパレスだった。
元迎賓館を改造して、ホテルにしたらしい。
3階建てだけど、エレベーターなし。
かなりレトロ雰囲気。
喜田さんから説明があった。
「1つとして同じ部屋がありません。宝くじと思って下さい。」

 外れた。
「くじ運、悪りーなー。」
3階で、冷蔵庫もドライヤーもない。
エアコンも効きゃしない。
「ま、一泊だに、我慢すんべーっ!」
晩メシだで。
3階から1階大広間へ。
ロコビアは、大瓶で7Lev と、ちょっと高め。
貴婦人とか言うブランドだった。
「ま、しゃあんめ!」

 問題は料理だで。
まず、温野菜。
芽キャベツ、ニンジン、ブロッコリー
「ひゃあ、すげーボリュームだで。」
しかも固い。
「家畜のエサじゃにゃあで!」
次いで、白身魚フリットサフランライス。
これも何だかなー。
☆1つ半。