【花燃ゆ展】のこと
・朝メシ
古奈温泉郷の朝。
静かな山あいに、鳥の声だけが響く。
「贅沢な時間だで‥‥。」
早速、ひとっ風呂。
いいお湯だー。
夕べも、今朝もほぼ貸し切り。
「部屋から遠くて、面倒なのかなー?」
それか、部屋風呂にしてるか‥‥。
まさか、風呂嫌い‥‥?
朝メシも、大広間に。
「ブッフェじゃなくて、良かった。」
つか、この人数でブッフェは無理だべなー。
その方が嬉しい。
この歳になると、ブッフェは苦痛。
結局、苦しい思いをする。
嫁さんは言う。
「何も、そんなに喰わなきゃいいじゃん!」
そこが素人の赤坂見附っ!
「根っからの食いしん坊なんだから、無理に決まってんじゃ!」
豪華な朝メシだった。
一つ一つ、とっても美味しかった。
大満足。
十分鋭気を養えた。
又、次の温泉まで頑張れる。
チェックアウトに行くと、帳場に先客。
ん?
チャラい格好の女3人連れ。
「○×□×◇△∀∋▽シナポコペン!」
げっ!
「こんなとこまで、蔓延ってんのかーっ!」
・【江戸東京博物館】
湘南に帰宅。
昼メシを喰ってから、更に押上に帰宅。
次の臨戦態勢に備える。
なんだけど‥‥。
今日は、ちょっと寄り道。
両国で途中下車。
「花燃ゆ展」を観に行った。
あのエネーチケーの大河ドラマ。
「花燃ゆ」に因んだ展示会。
結構、評判がいいらしい。
何せヒロインが抜群に上手い。
最初に見た時から特別だった。
「すげーな、こいつ‥‥。」
みたいな‥‥。
時代背景も面白い。
幕末の異様な熱気。
明日の日本の為に命を賭ける。
その頃の熱気が伝わって来るような展示だった。
「ちょうど、シバリョウも読んでたし‥‥。」
たまたま、チケットが手に入った。
「行ったるベーじゃ!」
でも、嫁さんは却下。
ナナミおばさんとか、シバリョウは興味ない。
あ、そ。
「どーしても、文章が許せないのよねー。」
文学部は、ちょっと切り口が違う。
ま、わからくもない。
決して美しい文章じゃない。
でもなー。
「それ、差っ引いても面白いと思うけどなー。」