【琳派】のこと

日本橋三越
ここんちゃ、侮れない。
日本橋高島屋と双璧。
なかなか懐が深い。
いろんな催し物がある。
それも、びっくりするような内容がある。
時々だけど…。
「えーっ!これがデパートの催事場なの?」
みたいな…。
今回は、正にこれ!
ひっくり返った。

催し物は、琳派
腫れてない。
光輝いてる。
今回、初めて何たるかを知った。
リンパって呼ぶようになったのは、まだ最近らしい。
かつては、宗達光琳派とか言ってた。
俵屋宗達尾形光琳
「じじーでも知ってる名前だで!」

創始者は、本阿弥光悦俵屋宗達
「あの光悦垣の?」
興りは桃山時代後期で、400年の歴史がある。
大和絵をベースに、豊かな装飾性・デザイン性を競った。
絵画、書、工芸品とか、幅広い。
家系とかは関係ない。
同じ表現手法を志す衆の総称だとか。
「なるほど…。」

・岡田美術館
すごかった。
充実した展示だった。
ちょっと、意表を突かれた。
「デパートを舐めちゃいかんよ!」
っと言わんばかり。
全43点。
桃山時代末期から、昭和40年代まで…。
正に、400年の歴史。
「圧倒されるで…。」

パンフレットや目録を読んだ。
ちょっと、謎が解けた。
小っちぇえ字で、書いてある。
「岡田美術館所蔵…」
平成25年、箱根に岡田美術館が開館。
琳派の作品をウリにしてる。
「そー言えば、聞いた事があるで…。」
エントランスに、風神雷神図がどかーん!
ハッタリの効いた美術館だって…。

その、広告を兼ねてる?
ところで、岡田って誰?
「まさか、昔三越の社長だった…?」
調べた。
全然違った。
知らない実業家だった。
パチンコ王だって…。
今は海外のカジノまでやってるとか…。
「う~~ん…。」